三つ子の魂百までって本当に大切だと思う
来年度の特別支援学級で使う教材を探しに本屋へ行った。
公文式とかZ会とかいろいろあったけど、来年度の生徒の様子を観て決めようと思い直し、特別支援学級の分野の本棚へ移動。
読みたいなあ読まなアカンやつやろなあといろいろ物色してたら、隣の本棚に見たことのあるお名前を発見。
汐見稔幸先生
大学院生だった6年前、体育の研究をしに行ったはずなのに気がつけば幼児教育コースのゼミ室に入り浸り、授業もたくさん履修し、先生方とも仲良くさせてもらっていた時に拝読したことがある。
とてもわかりやすく、かつ子どもを大切になさっているのがひしひしと伝わってくる文章で、「クレヨンしんちゃん」を題材にして子育ての本も書いてらっしゃる。あれはびっくり!
現在個人的に学んでいるのは、就学前までの子育てについて。
中学生を長年観ていると、学年が上がるに連れてどんどん調子が悪くなってくる生徒がたくさんいる。
そこに共通しているのが、家庭環境の悪さ。
両親が仲が悪い、嫁姑問題、ネグレクト等々一番安心安全であるはずの家が一番落ち着かない。
自然と親子関係も悪化する。
親が悪いのだが、親だって苦労しているのである。
その関係性を、少しでも緩和したり良好な方へ向かうようなお手伝いができないかと準備していることがある。
その準備を進める上で、保育や就学前の子どもには何が必要なのかしっかり勉強しないといけない。
そんな本を見つけた。
もちろん汐見先生の本も買った。
少しでも確実に準備を進めていけるよう動くぞ。