特別支援学級の生徒の進路について熱く語った新年会
先日、中学校の同級生と3人で新年会をやりました。
元々饒舌なほうではない3人。最初はあまり語ることもなく、話してもあまり続かず、どうなるのかなあなんて他人事のように考えていました。
さすがにアルコールが入り、お腹も膨らんできたころには熱く熱く語り出しました。
一人は地元の夜間高校の教師。もう一人は製薬会社のMR。
話は発達障害を持つ生徒の進路について。
特別支援学級に在籍する生徒の進路が限られてきており、特に自閉情緒学級に在籍する生徒にとっては死活問題になってきています。
理由は、特別支援学校は知的学級在籍の生徒しか受け入れなくなったから。
あくまでも地元での話ですのであしからず。
数年前までは中学校で支援学級在籍の生徒は全員進路は支援学校とほぼ決まっていましたが、なぜか支援学校は「知的に障害のある生徒限定」に方向転換しました。
じゃ、自閉情緒の生徒はどうするの??
必然的に夜間学校など定員割れするような学校へ進学するしか道はなくなります。
フリースクールや専門学校等もありますが、それは今回は置いときます。
夜間学校教師であるA君は「障害の有無に関わらず入学してきた生徒は全力でサポートしたい!」と言ってくれましたが、「でも限界があるし、個人的にサポートするのは高校教師の仕事の範疇ではない」とも。
ここ数年、その葛藤で苦しんでいるそうです。
話の流れで「出席扱いできる高校年代のフリースクールは作られへんかな?」とこぼしました。
面白そうやん!サポートするで!と言いましたが、苦笑いのA君。
言うは易く・・・ですよね。
彼なりに特別支援級卒で入学してきた生徒を何とかしたいと考えてくれています。
送り出す側としてはとても心強い存在です。
私自身も特別支援学級の担任をしているので気持ちは同じ。こんなとこに同士がいた!的な気分になりました。
私が学んでいるバルシューレは発達障害をもった子どもでも楽しめるプログラムです。
A君と何かコラボできることはないかと画策し始めた3連休でした。