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子育てのサポートをスポーツで!

「お前のフィロソフィーってなんや?」

先日、中学校の先輩と飲んでいたときにこう訊かれた。

その先輩は、いまは地元の市役所に勤めながら我々の出身サッカー少年団の代表をされている。人としても選手としても憧れの存在である。

そもそも、出身チーム(以下JSC)が存続の危機になりだしている、やばい!って話になり、現在は、保護者の要望は土日両日とも1日中練習してほしいという傾向にある。「ワシがしたいことと現実が違いすぎてる!」という悩み。ちなみにJSCは毎週土曜日午前のみ。

それから、いまのスポーツクラブ(少年団含め)に求められているものってなんなんだろう?という話になった。

一通り先輩が話した後、「で、お前は?」と振られた。

フィロソフィーとは、簡単に言えば哲学とか信念といったところでしょうか。

ゆくゆくは自分の少年チームを持ちたい夢はあり、いまチーム(部活を含め)を持ったらどんなチームになるんだろうとふっと思うことはあるけど具体的に考えたことはなかったので、意外と悩んだ。

苦し紛れに出した答えは「親もサポートするチーム」だった。

「子どもだけ」に「サッカーだけ」を教えて終わりではなく、保護者の精神的なサポートをする、できる指導者がこれからは必要なのかもと思いついた。

教育に携わるようになり20年目を迎えるが、その立場から保護者を観ると、自分のことを棚に上げて言うが、精神的に幼い人が増えたなととても感じる。

数年前までは保護者から学ぶことはとても多く、オレもこんな親になろう!とモデルにするような方も多かったが、最近はう~ん・・・ということのほうが多い。

それを批判も否定もする気はない。時代の流れなのだろうと思う。

じゃあ、いま自分にできることは何なのかと考えたとき出てきたのが、前述のサポートするチームだった。

でもそんなの一人でできるわけがない。賛同者を集めないと。サッカーを教えられて教育にも熱心な人。浮かぶ人がいるけどほとんど教職員退職者で70歳手前。年寄すぎる(笑)。オレの恩師にも声かけられそう。でもあの人の専門はバスケやったな・・・

飲み会もお開きになり、この先自分が本当にしたいことって何だろうと考え直すいい時間だったなあとニヤケ顔で帰ってきた私をみて嫁が一言。

「まだ辞めたらあかんで」

お見通しでした(^^;


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