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スポーツは文化になるのか?
いや、ならないよ。
というのが私の現在の考え。これは「そんなんなるわけないやん!」みたく、この意見をバカにしているわけではなく、頭をフラットな状態にして現実を観た結果だということをご理解ください。
この後の内容は、あくまでも私個人的な意見であり、誰も否定も批判もしていないですので。
現在の日本にスポーツは存在しないと思ってます。ここで言うスポーツとは「考え方」であり「運動種目」ではないです。
そもそもスポーツって「余暇」とか「暇つぶし」という意味のラテン語「deportare」(デポルターレ)から来てます。やってもいいしやらなくてもいいというもの。その決定権は本人にあります。そりゃそうだ、だって「遊び」なんだもん。誰かに指図されるのはおかしい。
でも、現在の日本のスポーツは、休むと怒られませんか?練習メニュー通りやらないと「遊ぶなら帰れ!」と言われませんか?私も20年近く前はよく言っていた記憶があります。
でも、スポーツであれば休んだり違うメニューをしたりするのは認められるはずでしょ?だって遊びなんだもん。
結局、スポーツと言っているものは形を変えた部活動なんだと思う。部活動は学校内でやるもので、学校内のものは全て教育です。教育に遊びは存在しないし、どちらかというと悪いものという印象がある。遊びは保育の管轄ですね。
リトルリーグや少年サッカーチームの指導者は、ほぼほぼ部活動出身でしょう。クラブチーム出身も増えたかな。でも、その指導者の指導者は間違いなく部活動出身でしょう。指導者は大なり小なり経験則で指導しがち。少なくとも自分を指導してくれた指導者をベースとしていると思う。
つまり、ほとんどの指導者の指導方法や指導内容、考え方は部活動身につけたものと言っても良いと考えます。殴られたり罰走があったり昭和時代の名残をいまだに持ち続けている指導者もいるでしょう。
そんな指導者ばっかりの国に、遊びをベースとした文化が根付くのか?
残念ながら厳しいでしょうね。
でもだからと言ってあきらめているわけではありません。現実を見て、認めてるからこそ、いま自分にできることがわかります。現実を変えていこうとしている人たちが増えてきました。「監督が怒ってないけない大会」を主催されている益子直美さんのような方々ですね。
私も私にできることから始めていきたいと思います。
スポーツを文化に!