楽しむ方法を見つける:学び続けること
マルチリンガルな人の多くは、言語を学ぶのが特技みたいな感じで、すいすいと未知の言葉を習得していくらしい。外国語学部出身のくせに文法を覚えるのが苦手な私としては、すいすい習得するコツがあるなら是非学びたい!でも、当たり前だけど、どうやら魔法はないらしい。
要するにその極意は、自分が楽しめる学び方を見つけられるかどうか。大好きな趣味として「言語取得」をエンジョイすることが一番大切。「自分に合った語学習得方法」を見つけた人だけが、言語の達人となれるのだ。
四苦八苦して勉強したものの、私は到底語学の達人にはなれそうにもない。けれども、道具としてのコトバをつかったコミュニケーションは得意かも!コトバを駆使して新しい考え方を知り、自分の考えを伝え、そこから何かが創造できると思うとワクワクする。そのための努力は苦ではない。うん。
Adobe副社長の秋田夏美さんがビジネススクールで学んでいたとき、マーケティングの神様コトラー先生が、同じ授業を受けていたそう。すでに60歳を超え、皆から尊敬崇拝される立場にあってなお学び続けていたこともさすがだけど、とても地味でマイナーな科目(何だったか忘れてしまった)に熱心に取り組み、授業中もガンガン質問してたというから、すんばらしい。
語学に限らず、新しい知識は世界を広げてくれる。学ぶことを楽しめば、心が老いることはないのさ。……ん?これってなんだか芝居の台詞っぽい。
調べてみると、ドイツ出身のアメリカの詩人サミュエル・ウルマン、という人が言っていた。「青春とは人生のある時期ではなく、 心の持ち方を言う」「年を重ねただけで人は老いない、理想を失う時に初めて老いがくる」
知りたいこともたくさんあるし、夢を失いたくはない。よし、大丈夫。