結果を生み出すのは行動だけ
「今年こそ〇〇しよう」と決心したものの、ずるずると先延ばしにして、そのまんま取りかかることなく年末を迎えてしまう。よくあることだ。どんなに目標が素晴らしくても、夢見るだけではどこにも辿りつかない。
今読んでいる(オーディブルだから聴いている?)「ジェームズ・クリアー式複利で伸びる1つの習慣」は、そんなダメダメな私に必読の一冊。
曰く、それがどんなに前向きなものでも、意向を持つのは単なる準備にすぎない。残念なことに、周到に準備をすると、失敗を避けるために行動を先伸しにしてしまうことにもなる。思索や計画化はもちろん大切だけれど、どんなことでも、まず行動しなきゃ始まらない。
あぁそうよ、そうなのよ。分かっちゃいても、なかなかできないハードルをどうやって超えるか。この本は、そんな私にたくさんヒントをくれた。
例えば、やるべきと思っているのに始められないことを、最初の行動を2分以内に限定して、有無を言わさず実行する儀式にしてしまう方法。朝起きて何も考えずにトレーニングウエアを着る。そうなると、そのままランニングに出かけるしかない。「今年こそ健康的な生活をする」なんて立派な目標を掲げたまま、なんら変化なく年末を迎えるのとは大違いだ。
実際のところ、誰でも知ってる「運動習慣は身体機能を改善させる」なんていう知識は、健康であることとはあまり関係ない。理屈じゃなくて行動が大切だっていうのは、グゥの音も出ない真実だ。
そして、繰り返しが行動を強化する。習慣形成には時間より頻度が大切らしい。そして、考察は行動の中にあってこそ深まっていく。だからこそ、無意識で行動できるための自動化が肝心なのだ。
私のシゴトは戦略提言や事業構想策定で、実行までは遠い遠い道のり。行動するという意思決定を自分では行えないことも多い。でも、自分の人生に関わることは違う。自ら行動することでしか結果は生まれない。考えてるだけじゃあ、未来は変えられない。
さぁて、午後もがんばろー。
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