「なんとなく」を大切にしよう。
今更だけど、世界中の人にとって2020年は大変な年だった。移動が止まり、街は封鎖され、行われるはずだったオリンピックは延期になるし、会社は休業するし、いろんな日常が奪われた。
そんな中で、個人的にも2020年は変化の年だった。例えば、詳細は説明しずらいけど、すったもんだの末に、5年以上心血注いで取り組んできたプロジェクトから離れることになった。パンデミック影響で混乱の中、自分にできること全てやってみた末の結論なので今更後悔はない。だけど、いま落ち着いて振り返ってみると、ようやく気付くことがたくさんある。
勝間さんが「虫の知らせ」と表現している「ふと感じる微かな違和感」の後で起こった出来事の数々。その時はなんで?と思っても、後からよくよく考えると、それは必然であったなと合点がいくような、あれこれ。
負けが決まっているなら、潔く降伏するか逃げ出すかすれば傷は浅かっただろうなあとは思う。もはや自分の主張が正しかったかどうかも分からない。だけど、自分らしかったとは思うから、今となってはそれはそれでよい。
ともあれ、2021年は、心のアンテナを大切にしようと思う。
つまり、「なんとなく」ひっかかる自分自身の感覚を無視しない。「いやだな」と感じることからは遠ざかる。「やりたいな」と思うことには積極的に関わってみる。そして「疲れたな」と思ったら「ひとやすみ」。
今年はいい一年になる。なんとなくそう思う、から、間違いない。たぶん。