インドの屋台料理をインスタントMIXで作る~Idli Chaat~
南インドの日々の食卓に欠かせない蒸しパン、イドゥリ。
旅先で食べた、ふわっふわホッカホカでちょっと酸っぱいあの感じを懐かしく思い出す方もいるでしょう。
今日は、残って冷めたイドゥリを炒めて作る、インドのB級グルメ「イドゥリチャート」を紹介します。
■そもそものイドゥリ…
日本では、南インド料理店でも、いつも注文できるわけではありませんし、自分で米と豆を浸水して生地を作るのもなかなか手間のかかること。
こうやってインスタントが手に入るようになっただけでもありがたいことです。
インスタントMIX→ https://a.r10.to/hD1BwT
お味も、悪くはないと思う。米と豆を挽いて作ったものなら、おいしすぎて2個目、3個目をおかわりしないように我慢するのが大変だけれど、インスタントなら、1個食べたら、うん。楽しかったな!って思う。そのくらいです。
この独特のレンズ形に蒸し上げるには型が必要で、それも手に入ります。ほんとすごい時代になったわ。
イドリーメーカー → https://a.r10.to/h6c4qw
ちなみに、私は、薄く平べったく蒸せれば何でもいいと思う。大きく蒸してちぎって食べてもいいよね?
注意としては、生地に火が通りにくいんですよ(材料に豆がだいぶ入っているせいだと思いますが)。
だからふつうの蒸しパンのように高さを出すと難しいと思います。マフィンの型とか使うなら注ぐ生地の量は1cm以下にしておくのがお勧め。
■冷やご飯で焼き飯、みたいな…
お米が主食の南インドやスリランカでは、米を炊いて食べるだけではなくて、米の麺、クレープ、そしてこういう蒸しパンなど、いろんな形で食べます。
日本だと、お餅、お粥、あと何だろう、あ、きりたんぽ!(東京のスーパーでも鍋の季節には売っていますね)。寿司やお結びなど、炊いてからアレンジする料理はたくさんあるけど、加工する使い方はインドのほうがバリエーション豊かかな?
そして、残ったら、冷めたら、どうしましょう。ってのは世界共通!笑
家庭でもやるでしょうけど、こういうのは飲食店の残り物活用で発展してきてる面も大きいかな?!
なんとなくの印象なので、自分の子どもの頃はーとか田舎ではーみたいな話を聞かせてくださる方がいるといいんだけど。
スリランカのコットゥロティなんかは、あれは小麦粉ですけど、残り物アレンジの外食文化ですよね。
いずれにしても「チャート」は「屋台料理」のことです。
日本でいえばたこ焼とかにあたる、甘くない、塩味のストリートフードというジャンルがインド料理でも、とっても楽しいのです。
いっそ本物よりインスタントミックスで作るほうが、ミックスのそこはかとないジャンク感が活きる気もします。最初からこれ狙いでミックス買うってのもありだなと思ったのでレシピを書いてみたのでした。スパイス無しで、バターで炒めるだけでもOKよ。
■屋台といえばソース、インドなら?
焼きそば、たこ焼、お好み焼き…
日本なら粉物B級グルメといえばソース味。インド料理でそれにあたるのは何だろう。
冒頭で紹介した私のレシピでは、現地で「タマリンドのチャトニ」という甘酸っぱいソースをかけるところ、日本のブルドッグソースで代えました。
あと、わさびヨーグルトソースもかけましたが、それは現地では、コリアンダー(パクチー)の生葉や青唐辛子をすりつぶして作る、塩味で劇辛で独特の香りがする緑のソース(ハリチャトニ)なんですね。
まぁ、イドゥリを作ろうって人はタマリンドも持ってるだろうし、ハリチャトニも作れるでしょうから、和食材にアレンジする意味あるのかって感じですけど。笑
グーグル画像検索でIdli Chaatと検索すると、アレンジ楽しすぎていろいろ見ちゃいます。外国に行った気分になれるよ!このリンクからどうぞ~
こんな時勢ですが、通販でいろいろ楽しめるすばらしい時代。
おこもりの週末、海の向こうの南インドに思いを馳せてみませんかというご提案でした!またね~