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悔しい思いも強いよろこびもそれで味わった

 その人は言った。
『悔しさも嬉しさもそれが味合わせてくれた』と。
それを聞いた時、やけに暗く強い眼差しのその人の世界を深く知りたいと思った。

決して踏み込ませないなにかを

その強い視線でさとりながら。


今でもその人と話すたびに


火傷を負ったように、胸の奥がひりひりと痛い。


多くの人が

『触れてほしくないこと』

『大切にしている何か』

『本人にしかわからない何か』

を持つ。


わたしにもある。

傷ついたら紙に書くと

心の整理になると聞いて、やってみた。

ダメな自分ばかり見える

ネガティブな一人会議になる。

次第に追い詰められ生きる気力を失った。

わたしには紙に書く作業は向かない。


そんなときnoteに出会った。


読む、書く時間が

人生の大半を占めるわたし。

noteはそのどちらにも

存分に浸かれる上、温かい。

noteに出会えて幸せ。




読むことは好物をたべることに似ている

書くことは自分の身を開き

美味しい干物とし

差し出すことなのか?


それぞれ大切ななにかを持つ。

信じる人の言葉という人もいるだろう。

わたしは書くことがなにより大切。

『生きる証』だ。


どう生きても傷つくんなら

いっそ悔しさも喜びも味わい尽くす。


noteの世界で

自分の傷を癒す。

そしてまた

現実世界で傷を負う。


『みんなできて当たり前のことなのに』
『普通じゃないよね』
『余計なことを』


病む人を傷つける言葉は

そこらへんにあふれている


それならわたしはわたしだ

わたしは同じことをしない

『自分は正しい!』
『間違っているのはお前だ!』

  その感情は怒りなのか?

それとも『そこに愛はあるのか?』

 なんかCMみたいになったけど

慎重に選ばれた言葉は相手に愛も伝える

  胸がチリチリするほどいつもそう感じる



これはわたしの

『形のない大切なたからもの』

信念だ。


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