第一回スピカ賞受賞者、初対面の巻
広報Tです。先週末、東京にて「第一回スピカ賞」を受賞された5名の方々をお迎えしました!目的は副賞の実施で、代表とみなさんでの懇親会(1日目)と美術鑑賞(2日目)です。
*スピカ賞の詳細と受賞者については、下記リンク先をご覧ください
弊社としても初の試みでしたので、受賞者の方々と同様にスタッフも緊張しての会場入りとなりました。
この席では(代表を除いて)全員がほぼ初対面のため、乾杯を終えた後、一言ずつ自己紹介をする流れに。ペンネームだけでなく作品名を共に伝えあうことで、お互いの認識がようやく完了! 確かにそれぞれの出会いは、作品越しの方が先でしたものね。
会の途中では、受賞者の方々にいろいろ伺ってみました。1つ目は「どこでこの賞を知ったんですか?」という質問。ほとんどの方が「Twitter経由です」というお答えの中、お一人だけ「東京ネームタンクさんの『しーげるさんに少女漫画の話を聞く会』(現・少女まんが勉強会)を見て」という方が! 代表の呼び掛けに、実際ご応募くださった方がいらしたことに驚きました。ありがたい……。
そして2つ目、「スピカ賞の締切が他の少女漫画新人賞よりも前でしたが、送ってくださった理由は?」。というのも、スピカ賞の開催時期には他にも時同じくして複数の新人賞が開催されており、その締切の多くが9月末に集中していました(そして賞の概要を決める段階では、そのことに気がつかなかった私たち)。
どの賞も歴史ある立派なもので、かつ締切までの時間も長いとなれば、生まれたてのスピカ賞を選んでくださったことに特別な理由があったのかな……と考えての質問でしたが、結果としては「知りませんでした」派と「知っていて、スピカ賞へ間に合わなかった場合は他の賞へ出すつもりでした」派の二手に分かれました。おお、やっぱり視野に入れますよね。結果的にご縁があってよかった……!と、胸をなでおろしました。
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翌日は代表の引率でみなさん揃って美術鑑賞(私はお休み)。さて、昨年末のnoteで列挙していた美術展の中から選ばれたのは……
新国立美術館で開催中の「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」、こちらでした! ブダペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナショナル・ギャラリーの所蔵品を、25年ぶりに迎えての美術展です。
当日は鑑賞しながら「それぞれ好きな絵を選んでみる」という試みもあったようで、その情報は後で代表がまとめて、受賞者の方々と共有していました。
後日、受賞者の方々へ鑑賞の感想を伺ってみたところ「みんな好みの絵が違って面白い」「美術展で好んだ絵画はもちろん、好きになるキャラクターもなかなかバラバラで、きっとこれから作る作品も同じ物はひとつも出来上がらないだろうなと思いました」といった感想が(※キャラクターの話は、『鬼滅の刃』からだそうです)。
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さらにさらに、2日間の感想もまとめて伺ってみました。
「作品、賞で縁ができるってすごいと思いました。漫画の話がたくさんできて楽しかったです!」
「それぞれの個性がそれぞれの作品に現れていることを実感しました」
「周りに少女漫画を描いている人がいなかったので、同じ少女漫画家を目指す人と会ったこともなければ話したこともなかったんですが、今回会ってみて刺激を受けました。皆さんの漫画に対する想いだったり描くきっかけを聞けて新鮮でした」
「熱意を肌で感じられて、とても刺激的でした!お話もしたいと思いつつ、すぐにでも漫画を描きたくなりました。」
「それぞれ色んな道(かたち)でここに来てるんだなぁと思いました」
この感想だけでも、五人のカラーが既に分かれていておもしろいですね。また「同人誌」や「ネット上」などで発表しあう、といった場所や出会いがないと、なかなかお互いの話を聞く機会って多くないのかもしれない、と気がつかされました。
ほかに面白かった感想では「しーげるさんの恋愛話が聞けたこと」「皆さんのペンネームの由来は聞いてて楽しかった! 本名からとってる人が多かったのと、姓名判断でつけてる方とかもいてなるほど!」といったものと共に、「懇親会で食べたアヒージョがとても美味しかったです……」の声もあって、思わずほっこりしました。
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みなさんから伺ったお話はまだありますが、今日はここまで!
またの機会にご紹介いたしますね。
受賞者の5人がこれから描いていくあらたな物語を、ゆっくりお待ちいただければ幸いです。引き続きの長い応援、何卒よろしくお願いいたします!
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