私たちのいる地球(ほし)に気付くために、まずは宇宙を知ってみて
先週末、実家に泊まりました。
実家の周りは田んぼがずっと広がる田園地帯。今はどこまでも雪原です。
そんな田舎の冬、天気の良い朝にはお楽しみがあります。
放射冷却現象によってぐっと気温が下がると、積もっていた雪が凍り、雪の上を歩けるようになるのです。
子供達とおばあちゃん(私の母)を起こし、朝のお散歩に出かけました。
田んぼの手前に積み上げられた除雪の雪の山を登ると、その先に見えるのは、一面の白いフィールド。
360度、遮るもののない、どこまでも広がった白い雪の世界。
思わず、子供達と駆け出しました!
動物の足跡を辿って歩いてみたり・・・
太陽をバックにブリッジしてみたり・・・
雪の世界で、私も、こどもに還って遊んできました。
何も考えず、ただ目の前の景色を美しいと思い、広い世界にこころを解放する。
満月翌朝の、最高のデトックスでした。
***
私たちの生きている世界は、なんて美しいんだろう。
特別な秘境に行かなくても、美しい世界は身近なところに溢れています。
それに気づくか気づかないか、どんなことを美しいと感じるのかは、その人次第かもしれないけれど、そもそも、この美しい地球(ほし)に生きているということ自体を、「社会」という人間が作り出した世界に生きる時間が長くなるほどに忘れていってしまっているように思います。
私は子供の頃からずっと星が好きです。
今でも、星や月が見えると空を仰ぎます。宇宙という不思議な場所に想いを馳せると、日頃、社会にブックマークされている自分の肩書き・・・母とか妻とか娘とか会社員とか近所の人とか同じクラスのお友達のママとか・・・を一旦なくして「個」として・・・いや、「個」すらなくただの「存在」くらいに還って、大きく深い空間に身も心も投じることができます。
(見ている時はそんな事すら考えず、ただ見てますが。敢えて言葉にするなら、多分そんな感覚なのかなと)
小さな頃、宇宙という、自分が住んでいる場所とは違う世界があるということを、かこさとしさんの絵本を通じて知りました。もちろん当時は、そんな壮大なことなんて考えずに、単純に星とか宇宙ってきれいだな、不思議だな、くらいに思って読んでいましたが。
その絵本が、実は今も実家の本棚にあります。
割と何でも処分してしまう母の手にかかることなく(父はだいぶ自分の本を捨てられたと言っていた・・・)この絵本は、今は私の子供達が手に取っています。
自分が子供の頃の、何十年も前の本は今でもあるものだろうか、とAmazonを見てみたら・・・ある!
春夏秋冬の4冊シリーズなのですが、なぜか春だけ持っていませんでした。
なので「はるのほし」が欲しかったのですが、中古のみ。でも、まだこうして手に入れることができるんですね。
すごい、絵本って時代は関係ないんだ。
確かに、自分が子供を産んで、絵本に触れる機会が増えたとき、自分が子供の頃に読んだ絵本に出会うことがあります。ずっとずっと昔のことなのに、その絵本を読んだことを覚えています。
すごくないですか? 昨日食べたご飯も思い出せないのに、幼き日に読んだ絵本はそのお話の内容までもを覚えているなんて。
それだけ、絵本って影響力があるってことですよね。
そう思ったら、もっともっと子供達が本を読める環境を作ってあげたいなと思いました。
話が逸れましたが。
私たちが生み落とされ、当たり前に生きている(と思っている)地球。
その場所を認識するには、まず外側にある宇宙を知る必要があります。
いきなり理系的なところからスタートしなくても、「かこさとし ほしのほん」シリーズのように、ベースは絵本なんだけど、実際の写真、神話、日本での昔からの星や月との関係性など、色んな側面から星や宇宙の世界を知っていけば、きっと興味がわいてきますよ!
こちらのサークルに参加させていただいております♪
余談…
星に関していつかやってみたいこと
①星のソムリエの資格を取って(取らなくてもいいけど)、子供達向けの星空教室の案内人をやる。メジャーな星の名前や星座の見つけ方とかね。
②オトナ女子向け?に、実際の星空の惑星や星座を見ながら、占星術の基本のキぐらいのことを語る宇宙ガイド。
waratsutsumiさんの可愛らしいイラストをお借りしました。ありがとうございます♪
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