ヘアドネーションのすすめ
こんにちは。
2回目の投稿になります。
何気に2020年初投稿ですね。
今年もよろしくお願いします。
今年はもうちょっと頻度を上げて投稿していきます。汗
今回は、ヘアドネーションについて書いてみようと思います。
●ヘアドネーションとは
みなさんは、ヘアドネーションという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ヘアドネーションは、その名の通り
ヘア(髪)をドネーション(寄付)する
ことです。
寄付した髪は、メディカル・ウィッグを作るために使われます。
メディカル・ウィッグとは、抗がん剤治療や円形脱毛症に悩む方が利用されるウィッグのことです。
寄付するための条件は、
・髪の長さが31cm以上であること
・完全に乾いていること
の2点だけです。
カラー、パーマ、ブリーチヘアでも寄付は可能です!
31cmって微妙な長さですが、頭をすっぽりと覆う全頭用ウィッグに用いる毛髪の世界的な基準が「12インチ」となっているので、これをcm換算した長さになります。
31cm未満でも、シャンプーやトリートメント剤、カラー剤の開発に不可欠な「評価毛」として、また美容師さんが練習で使うカットマネキンの素材として転売することで役立てることができるそうです。
そして、これはウィッグ製作費の一部になります。
以上のことは、NPO法人JHD&C(Japan Hair Donation & Charity)のHPに掲載されているので、ご興味がある方はリンクからとんでみてください!
ちなみにですが、1つのメディカル・ウィッグをつくるために、約30人分の髪が必要になるそうです。
これは、寄付された髪に、切れて31㎝に満たない髪がどうしても紛れていたり、ウィッグをつくるために加工をするからです。
2020年1月19日の時点で、265名の方がウィッグを待っています。
単純計算で、
265名×30人分=7,950人分
の髪が必要ということです。
まだまだ足りていません。
●私とヘアドネーション
私はすでに一度、ヘアドネーションをしたことがあります。
きっかけは、女優の柴咲コウさんがヘアドネーションをしたというテレビ番組をたまたま見たこと。
本当に「たまたま」でした。
そのテレビ番組を見た時、ちょうど「汗をかいてシャワーを浴びた後みたいになるのが嫌だから」という理由で髪を伸ばし始めた頃だったので、
「どうせ伸ばすならヘアドネーションをしてみようかな」
くらいの軽い気持ちで始めました。
そうと決めたら、あとは髪を伸ばすだけです。
だけ、なのですが、ショートヘアが好きな私には少し大変でした。
髪を洗うのも大変だし、ドライヤーをしてもなかなか乾かないし…
もともとオシャレには疎いほうなので、あまりケアはしていませんでした。
さらに、時々毛先をそろえながら伸ばしていたので、31㎝に達するまで少し時間がかかりました。
トータルで3年と少しくらい伸ばし続けていたと思います。
ですが、最終的には40㎝くらい寄付することができました!
私は賛同サロンで切ってもらったのですが、あれだけ時間をかけて伸ばした髪が5分程で自分のものではなくなってしまい、少しあっけなかったことを覚えています。
ですが、自分の髪が誰かのためになるのであれば、ただ美容室でカットして捨てられてしまうよりもずっと気分が良いです。
次は、普段お世話になっている美容室で、自分で髪を切らせてもらおうと思っています。
●現在の私
私は現在、2回目のヘアドネーションに向けて髪を伸ばしています。
前回ヘアドネーションをしたときから、一度も髪を切っていません。
(カラーは何度かしましたが。)
もうすぐ伸ばし始めて2年が経とうとしています。
31㎝まであと少しです。
春から初夏くらいにバッサリいってしまうつもりで、今からワクワクしています。
先述のように、私はオシャレに敏感なわけでもないので、本当にヘアドネーションのためだけに髪を伸ばしています。
こう言うと、なんだかボランティア精神にあふれた人のように聞こえますが、髪は放っておいても伸びるので、ただズボラなだけです。笑
それでも、こうやって誰かの役に立てているというのは、私にとっては幸せなことです。
あと、最近
「成人式が終わったからヘアドネーションした」
という人もちらほら聞くので、徐々に広まってきているのかなと思います。
私が広めたわけではないですが、ちょっぴり嬉しかったり。
もし、
「そろそろバッサリ切りたいなー」
と思っているロングヘアの持ち主の方がいらっしゃれば、ぜひヘアドネーションをしてみてほしいと思います。
もちろんボランティアなので、強制されてするものではありません。
ただ、せっかく伸ばした髪が、また誰かの役に立つってステキなことだと思いませんか?
よければご検討ください(^^)
私ももう少し、気長に伸ばそうと思います。