最近の記事

「赤鼻のトナカイ」のサンタのおじさん

もう11月も半ば。 ハロウィンが終わると、街は一気にクリスマスモードになる。 今年も、街中にクリスマスソングが溢れ、 YouTubeがクリスマスソングをおすすめしてくれる時期がやってきた。 クリスマスソングにもいろいろあるけれど、 なぜかわたしは子どもの頃から「赤鼻のトナカイ」が好きだ。 正確に言うと、「好き」と思うようになったのは割と最近の話で、 昔から「赤鼻のトナカイ」を聞くと、心がジーンとなる感覚があった。 (要するに、いちいち感動していたのだと思う) みんなにバ

    • アイミタガイ-誰かを想うこと

      晴天の3連休最終日に何も予定がないのはもったいないと、 前日に思い立って映画「アイミタガイ」を観ることにした。 原作も何も知らず、ただ ・主演の黒木華さんの記事を最近読んだから ・上映時間がちょうどよかったから という理由だけで選んだのが本当のところなのだけれど、 この映画がとてもよかった。 「アイミタガイ」を漢字で書くと「相身互い」。 わたしもこの映画で初めて知った日本語。 「お互い様」と近しい言葉のようにも思う。 「思いやりのループ/循環」という感じだろうか。 わ

      • 羨ましさをエネルギーに

        知り合いの学生さんが誘ってくださり、一緒にランチへ行った。 今まであまりしっかりとお話したことはなかったけれど、彼女に対して 「きっと聡明で頭の良い方なのだろうな…」 という印象は抱いていた。 実際にお会いしてお話をすると、 彼女の学生生活でのチャレンジや、 言葉選びから感じるスマートさにとても刺激をもらえた。 そして、会話の中で、彼女が約1年後から留学するということがわかった。 「留学するんです」とさらっと話されていたが、 きっとそのチャンスをつかむために、たくさん努

        • 道案内から生まれた不思議なご縁

          いつも通り仕事を終えて帰路につくと、 職場の近くで道を尋ねられた。 以前から、わたしはなぜかよく道を尋ねられるため、今回も 「お、また道を聞かれたぞ」 と思いつつ、その方の目的地を伺った。 目的地は、ちょうどわたしの帰り道と同じ方向だったため、 一緒に行きましょう、と歩き始めた。 スーツケースを持っていらっしゃったため、 「出張ですか?」から始まり、お互いの仕事の話を中心に、 いろいろとお話をさせていただきながら目的地へ向かった。 目的地の近くでお別れしてもよかったが、

          目指せ「かわいい社員食堂のおばちゃん」

          唐突で何の脈絡もないが、 わたしは歳を重ねた暁には 「社員食堂のおばちゃん」になりたい という密かな夢(?)がある。 それにはいくつか理由があるので、 文字にしておこうと思う。 理由①おいしいものを食べている時に不幸せな人はいない まずはこれ。 おいしいものを食べると、誰でも幸せな気持ちになれる。 もし、食事の前に少しギクシャクしていた人たちがいたとしても、 食事の間は休戦。 誰だって、ごはんはおいしく食べたいはず。 そういう点で、食事の時間は幸せを生むなと思う。平

          目指せ「かわいい社員食堂のおばちゃん」

          ドレッドヘアのイケイケ風お兄さんが乗っているママチャリの後ろカゴからネギが飛び出していたり、 建物から出てきたおばあちゃんの髪色が蛍光オレンジと赤のミックスだったり。 そういうちょっとアンマッチで、でも笑みがこぼれる風景が日常に紛れ込んでいるこの街が好きだ

          ドレッドヘアのイケイケ風お兄さんが乗っているママチャリの後ろカゴからネギが飛び出していたり、 建物から出てきたおばあちゃんの髪色が蛍光オレンジと赤のミックスだったり。 そういうちょっとアンマッチで、でも笑みがこぼれる風景が日常に紛れ込んでいるこの街が好きだ

          「もう一度会いたい」と思ってもらえる人になる

          軽い気持ちでできたつながり 社会人になっていくらか時間が経ったとき、 学生時代にお世話になった先生から 「中国の大学院生の方が、 Language Exchange(言語交換)の相手を探している」 と連絡があった。 英語とヨーロッパ言語をいくつかかじっていたわたしは、 「アジアの外国語はまだ学んだことはないし、 話者が多い中国語が少しでもわかるようになれば、 もっといろいろな人とコミュニケーションを取られるようになりそう!」 という軽い気持ちで、 「他に誰もいなければや

          「もう一度会いたい」と思ってもらえる人になる

          「あなたが青く見えるなら、朝日もりんごも青くていいんだよ」

          ◆はるか遠い国でも読まれている漫画 映画『ブルーピリオド』を観た。   漫画が原作の映画だが、わたしは特に原作のファンというわけではない。 なんなら、原作を一度も読んだことがない。 ファンの方に怒られそうだが、つい最近までタイトルも知らなかったくらいだ。   そんなわたしがこの映画を観ようと思ったきっかけは、 NHKの『ドキュメント72時間』という番組。   ご存知の方には説明するまでもないが、 この番組は、ある場所に3日間(=72時間)カメラを構え、 そこにやってくる人

          「あなたが青く見えるなら、朝日もりんごも青くていいんだよ」

          違和感は過去の自分から発せられる

          ◆ふらっと参加したイベント 最近はなんだか行き詰まっているような気がして、 メルマガでたまたま流れてきたイベントに参加してみた。 厳密に言うと、わたしはそのイベントのターゲット層ではなかったのだけれど、 「何かヒントになるものがあれば」と、半ば勢いで前日の夜に申し込んでみた。 参加型パネルディスカッションのような形式で進められたそのイベント内で、 ストンと腑に落ちた言葉があってので、書き留めておく。 ◆「違和感は過去の自分から発せられる」 その言葉が、本記事のタイト

          違和感は過去の自分から発せられる

          初動が遅いのは考えすぎのせい?

          ◆スピード感についていけない 新しい環境に身を置いてから3か月が経った。 正式に配属となり、 ・新たに学ぶこと ・知っておくべきこと ・自分主導で進めること 等々も増えてきて、目まぐるしい日々を過ごしていた記憶。   そんな日々の中で、 「スピード感についていけていないな…」 と思うことが何度もあった。   細々したタスクが大量にある、という感じなのだけれど、 それら一つひとつに時間がかかる。 というか、かけすぎている(ように感じる)。   「まだ3か月しか経っていないのだ

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          相手を緊張させない

          ◆無意識の「しっかりしなきゃ」 4月から新しい環境に飛び込んで、早1カ月。 自ら選んだ環境ではあるものの、 前職と真逆のことばかりで、カルチャーショックを受ける日々だった。 業務内容は全くの素人のため、0からのスタート。 でも、わずかながら社会人経験はあるため、 仕事の進め方等は少しは知っているつもり。   それが、良くも悪くもわたしに 「しっかりしなきゃ」 と思わせていたのかもしれない。   わたしは生来の真面目さゆえか、 「真面目だね」 とか 「しっかりしているね」

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          手帳から見える世界

          新しい年に向けて新しい手帳が欲しいと思い、ロフトへ行った。 この時期は手帳コーナーが充実するため、たくさんの手帳が並んでおり、見るだけでも楽しかった。 ふと輸入の手帳コーナーをのぞくと、 「え、そんなのアリ?」 と思うような商品があり、たくさんの気づきを与えてもらったため、書き留めておこうと思う。 日付が入っていない"マス"だけ手帳 つい、 「え、月とか日にちは?」 と思った。 日本では、概ね以下の月から始まる手帳が多いのではないかと思う。 前年10月 1月 4月

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          「頼ること」「甘えること」もスキル

          無意識の「しっかりしなきゃ」 わたしはとにかく「人に頼ること/甘えること」が苦手だ。 いつも 「わたしがしっかりしなきゃ」 「"しっかりしているわたし"でいなきゃ」 と無意識のうちに思っている気がする。 いつからそうなったのかもわからないし、 なぜそうなったのかもわからない。 おそらく、持って生まれた気質なのでは?とも思う。 ただ、少なくとも小学生の頃には、 学校でやるグループ活動などで 「グループで分担してやるより自分でやった方が速い」 と思っていた記憶はある。 今

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          "道をつくる人"と"舗装する人"

          最近、「ああ、なるほどなあ」 と思ったことがあったので、忘れないうちに残しておこうと思う。 「0→1」が得意ではない自分に焦っていた 「クリエイター」と呼ばれる人が次々に登場したり、 「クリエイティブになろう!」というようなことをよく聞くようになった今日この頃。 たしかに、なんでも自由に考えたり生み出せたりするというのは楽しいだろうし、考えるとワクワクする。 ただし、少なくとも今のわたしは、0の状態から何かを生み出していくことが得意ではないように思う(思っている)。 も

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          休暇版ワーカホリック

          ◆いつの間にか予定がぎっしり 現在は大型連休中ですが、わたしはすでに3月の時点で予定を詰め込んでいました。 地元に帰ったときにしか会えない人、地元に帰るからこそ行ける場所などがあるため、 事前にアポイントメントを取って、スケジュールを調整しました。 もちろん、それらはすべて「楽しい予定」です。 しかし、ふと立ち止まってみると、 「あれ、わたしはいつ休むんだ?」 と思ってしまうときがあります。   楽しい予定でも、体力は使うもの。 きちんと「休む時間」を取ってあげなければ、

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          「ライブ感」が好きだ

          先日、友人に誘ってもらい、某世界的人気アカペラグループのライブに行きました。 元々わたしは行く予定ではなかったのですが、 友人が一緒に行くはずだった方の都合が悪くなってしまったそうで、 ありがたくおこぼれにあずかってきました。笑   ライブはもちろん素晴らしくて、とても素敵な時間を過ごすことができました。 そして、ふと 「やっぱり私は”ライブ感”が好きだ」 と感じたので、この気持ちを忘れないうちに書き溜めておこうと思います。   「その時」「その瞬間」は二度とない いわゆ

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