ぽつりぽつり
台風の夜ですね。
窓を叩く雨音と静かな音楽を聴きながら冴えてしまった頭をベッドの上で鎮めています。
生放送やテレビに出ている時のテンションはまあわりとごちゃごちゃしております私でございますが、しっとりした気分に支配されるこんな夜もありますのでつらつらと書き連ねようかなという次第です。
このノリが合致するのはきっと夜寝る寸前のぼんやりとリラックスした気持ちでいらっしゃる方のみなのだということは重々承知しております。ある程度の共鳴がないとこの文章たちの本領(?)は発揮されることはないのでしょう。
世の中にある数ある小説、音楽も自分自身のコンディション、気分、ノリに合う時に摂取するととてもとても気持ちが良いですよね。
雨の日に聴きたい音楽とか、夕暮れ時の帰り道に読みたくなる本だとか。
夜中のこの感じに溶けながら悦に入って文をしたためるのは割と好きで楽しくて時々やってしまいます。
読んでくれているどこかの誰かにぺらぺら話しかけ続けるお喋りな奴になりたいときがあるわけですね。
生放送でみんなと話すのも勿論嫌いじゃないんですが、元来私、一対一で人と話すことの方が断然好きなんです。
あれですね、飲み会で四人以上になったら誰と喋っていいかわからなくなり始め、どんどん聞き役に徹してゆき、挙句両隣のグループの会話に中途半端に参加してしまい居場所を見失い結果透明化するという悲しいスキル持ちです。
意外と同じような方はいるらしいのですが少なくとも飲みの席で同志に出会ったことはありません。いつかそんな方と出会ったらきっと目が合ってすぐに通じ合い、深く頷くことになるのだと思います。あ、それは楽しみな瞬間かも。
くだらないお話をしてしまいました。
同志がいらっしゃいましたら心の中で深く頷いて貰えていると幸いです。
ではでは、独りよがりを失礼しました。
おやすみなさいませ。
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