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1人旅行はいいぞ。-平等院鳳凰堂編-

座りすぎで腰痛が発生した20代です、どうも。こないだ購入したオリオンビールが飲みきれず困り果てていたので、同じく余っていた鳥モモと濃厚接触させたら世界がソーシャルディスタンスしました。ニンニク、ショウガと玉葱の三密は最強です。

さて今回の過去旅行は、平等院!

本当は伏見に降り立とうと思っていたんですが、間違えた上寝過ごしました。旅行前日ワクワクして眠れないので、良くあることです。

まあ調べると楽しそうだったので降り立ち、表札に従って歩いていきます。駅前には沢山の抹茶店が並んでいました。さすが宇治です、本場です。抹茶好きなのでぜひ頂きたかったのですが、朝早くてまだ開いていませんでした。泣く泣く道を進みます。どちらかというと途中は民家を潜り抜けていくような道だったので、行く方はお静かに。

何回か旅行をしていくうちに、マンホールにローカル色が出ることを学びました。宇治市は紅葉を推しているようですね。映えるように頑張って見たんですが、足と傘までご一緒してます。どうやらお洒落に縁がないことを悟りました。

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ずんずん進んでいくと、10分くらいで表札に行き着きました。なんとも簡易なものですが、後ろの茶色と自然によくマッチしています。こういう景観を壊さない工夫は尊敬に値するものです。

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もう少し歩いていくと入り口に着きました。お金を払い中に入ります。木でできた大きな門を潜ると、京特有の雰囲気と自然が目に飛び込んできます。足もとは砂利なので、ヒールやサンダルで来るのはちょっとやめておいた方が安全だと思いました。スニーカーの私に死角はない。

地図に従い進んでいくと、ばっと目の前が開けます。

これがかの有名な平等院鳳凰堂です。

天気がそこまで良くなかったのですが、水面に移る姿は美しく壮大です。20数年生きてきて10円玉でお世話になっていますが、実物にエンカウントしたのはこれが始めてです。そりゃあ知らない偉い方もお金に採用したくなるでしょう(雑)。

また他の建物とは違い、全体的に敷地内が広かったイメージがあります。平等院の建物自体には、時間と人数が決まってはいるものの入れるそうです。行き合ったりばったりじゃなきゃ入りたかったな。※計画性あるくせにとっぴようしもないことしがち

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ここまできたのも何かの縁でしょう、折角なので10円玉とコラボして貰いました。

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全然わからね。才能が枯渇してる。

数回頑張ったんですがピントがあいません。カメラと10円の無駄遣い。これ綺麗に撮れる人いるのでしょうか?いるとしたら天才だわ。

泣く泣くコラボレーションを諦め、ゆっくり敷地を一周します。この時はどうやらもう少ししたら桜の季節になるみたいで、寒々とした枝垂れ桜の蕾が膨らんでいました。きっと映えることでしょう。

散々楽しんだ後平等院を後にし、駅まで歩きました。駅までもう少し、というところで紫式部の像に遭遇しました。

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紫式部は歌人として有名ですね。歴史の苦手な自分でも覚えられるくらい強烈な印象がある方です。何故ここに?と思ったんですがどうやら宇治が源氏物語の舞台だからなのだそうですね。後ろの宇治橋は、なんと大化2年に立てられた歴史のあるものです。知らんかった…普通に歩いてきちゃったよ…。

余談になりますが、高校の頃古典で源氏物語を習いました。先生は女性だったのですが、光源氏に非常に辛辣でそっちのほうが面白かった記憶があります。今思えば、ちゃんと勉強しろ。

平等院の近くには少し歩きますがミュージアムもあるので、歴史好きの方はそちらに行かれてもまた楽しめるのかもしれません。抹茶も食べれず、歴史も知らず、お前は本当に何をしに来たんだと言われてもしょうがない訪問でしたが、今度はほんと準備をして来たいと思います。いやそもそも寝過ごすなって話ですね。ちなみに宇治に行く電車は車内も抹茶色。

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今回はふらふらしてしまいましたが、宇治は他の場所に劣らず歴史の詰まった素晴らしい場所です。そして抹茶の本場なので、駅から降り立つと香ばしい香りもします。抹茶を楽しみつつ、歴史を調べて源氏物語の世界にどっぷりつかることができるのは、この地の特権です。是非落ち着いたらもう一度訪れたいです。

このシリーズもなかなか貯まってきました。このご時世なので次いつ旅行できるか分かりませんが、こうやって写真で思い出を巡るのは楽しいです。次は夜を取り扱いたいですが、気分屋なので約束はしません。

どうか皆様に楽しさをお裾分けできますように。では。

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霧島美桜
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