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はじめに
まず地球上の物体には絶対に重力がかかっています。その重力を利用する動作で反力が生まれます。反力を利用した動作が作用点への力を作ります。
プロ生活20年、運動指導20年の経験をもとに動作の重要性をお伝えいたします。

シリーズ❶の内容は
[捻りをともなう全身運動連鎖が力を増幅させる]
[スピードは脱力から生まれる]


シリーズ❷では簡単に解説していきます。

◽️体幹からの運動連鎖でなぜ大きな力が発揮できるのか?

体幹には容量の大きな筋があります。
お尻、お腹、背中には臀筋、腹筋、背筋といった大きな力発揮ができる筋が体幹からの運動連鎖の起点になっているからです。体幹の大きな筋でつくられた力が運動連鎖で末端へ伝わるということです。


◽️運動連鎖に捻りを加えるとなぜ力が増幅するのか?

人間の身体には、約200の骨に650の筋肉が複雑に付着しています。捻りを加えることで筋の動員数が増えることが考えられます。また捻られた筋は元にもどろうとする力が発生します。その力が追加されて増幅につながります。
しかしなんでもかんでも捻ればいいというものではなく、捻る方向や度合いは注意しなければいけません。

⭐︎『捻りの真実』については、次回以降で特集記事にします!


◽️運動連鎖に脱力を取り入れるとなぜスピードが増すのか?

動作に関わる各筋を同時に収縮させると(力んだ状態)運動連鎖が鈍くなり、動作速度と出力も低下する。
脱力ができると関節可動域が広がり、その分加速につながります。
脱力は単関節運動では割と簡単にできますが、多関節運動となると難しくなってきます。ましてや全身運動となれば更に難しくなります。

⭐︎『脱力の奥義』については、次回以降で特集記事にします!






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