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五音のシーケンスパターン
ロールプレイングゲームのレベルアップって嬉しいです。
軽くファンファーレが流れてお祝いの意味なのかヒットポイントやマジックポイントみたいのがリセットされてなんか少しホッとする感じ。。。それまで戦ったことが報われて世界が少し幸せに近づいたような。。。
でもふと振り返ると。。。あれ、何もない。。。いや確かにゲームの中でできることが少し増えたけど、プレイヤーである自分は何も成長してない。。。まぁ思い出は残ったかな。。。
楽器もできなかった事が増えるようになると。。。ファンファーレは自分で演奏しない限りなりませんが。。。実感できると嬉しい上に、これは自分の成長以外の何物でもないです。
楽器のテクニック的にできる事が多い事と、音楽的にリッチでディープになる事はもしかしたら直接的には繋がっていないかもしれないけど、普段から聞いているもの、それが自分が弾いているものなら言わずもがなですが、そこから耳が成長していくのは事実だと思います。
そう言えば学生時代、一番仲の良かった友達の一人にクリスチャンというスウェディッシュがいたのですが、私が帰国する話を彼にした時に、彼はこれまで学んできたアレンジ系の学科から演奏系の学科に転科する事を教えてくれました。
一緒に課題を録音したりして、彼も作曲やアレンジをすごく頑張っていたので、驚いて理由を聞くと、彼曰く、良いメロディーは良いインプロバイザーから生まれるって事にジョージベンソンを聞いていて気付いた、だからもっと瞬間の演奏技術を学ぶべきだと。。。私もなるほどなんて納得して、お互い頑張ろうなんていって別れたと思います(元気かな。。。)。
シークエンスの引き出しを沢山持っておくことは、自分でも思いもよらない面白いメロディーを発想する可能性を増やすと思います。
特に綺麗にはまりにくい五音や七音のパターンは、曲中で使おうとすると多少の付け足しやリズミックな工夫をする必要があるので、そこにオリジナリティーが芽生えるというか、ユニークなものを引き出しやすいと思います。
ではいってみましょう!
これもまた譜例はDドリアン(Cメジャースケール)ですが、慣れてきたら是非他のキーでも挑戦してみましょう。
ここ最近こんなパターンを沢山思いつくので、またいいのが思いついたら書きます!