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ドミナントセブンスコードの分析(セカンダリードミナントのスケールについて)

続きものの記事を最近は書くようにしていて、昨日までは三回にわたって、メジャーとマイナーそれぞれのII-Vに対してのアクションを考えてみたんですが、これ結局セカンダリードミナントの話だな〜って思っていて、やはり一応五つのセカンダリードミナントに対してスケールを与えておこうってのが今回です。

で、そもそもセカンダリードミナントってなんなん?ってのを記事にしてあったので、過去に書いたの貼っておきますね。

今回はKey=Cで考えて、プライマリードミナントはG7、これはダイアトニックコードなので、スケールもそのままGから読み替えてGミクソリディアンでいいですよね。

さてでは本題のセカンダリードミナントですが、一覧で行くとこんな感じです。

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上に貼った過去記事でも使った図なんですが、分析を入れてみました。

これらのA7、B7、C7、D7、E7にスケールを与えておこうってのが今回の内容です。

さてではA7(V7/II)から。

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A mixo♭13で、Dメロディックマイナーの5th degreeってやつですね。

次はB7(V7/III)です。

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B mixo♭9♭13、またはB harmonic min p5↓で、Eハーモニックマイナーの5th degreeです。

C7(V7/IV)はこんな感じ。

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C mixo、あえてこれまでの言い方に習えばFメジャースケールの5th degreeとなりますが。。。Cミクソリディアンで良いですよね。

次はD7(V7/V)です。

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D mixoで、これもGメジャースケールの5th degreeですが、Dミクソリディアンですね。

最後はE7(V7/VI)です。

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E mixo♭9♭13、またはE harmonic min p5↓で、Aハーモニックマイナーの5th degree、B7(V7/III)と同じになりましたね。

というわけで、五種類確認できました。

ただこれはなんていうか、計算結果みたいなものなので、実際これがあらゆる曲でセカンダリードミナントが出てきたときの答えだ。。。なんて思わないでくださいね。

かっこ良いやり方とも、最適なスケールとも言ってはいません。。。コードトーンを書いて、その間にダイアトニックスケールの音を突っ込んだだけの計算結果です。

これが良い感じの時もあればそうじゃない時もあって、もっと他のアイディアからスケールを与えてみたり、そこから仮説を立てて自分で検証してみたり。。。なんなら1コーラス目は良い感じだったけど2コーラス目はあんまりってこともあると思います。

ただ、だからと言って少しやってみただけでうまくいかないからって。。。例えればすぐ死んじゃうからってファミコンのカセットをコロコロ変えるみたいに色々なアイディアを試すよりは、一つ一つ丁寧に取り組んでみたほうが得られるものも大きいと思います。

当然スケール自体が同じであっても、その行き方の具合や、リズムの事だったりハーモニックに解決できているかどうかとか。。。あらゆる要素によって、当然違うものになると思います。

スケールや、はたまた理論を知っていることなんてのも、いくつもある音楽のツールの一つに過ぎないってことですよね。

そう思って色々な可能性を試したり、練習したりしていればきっと色々できることが増えて、より楽しく音楽と過ごせるようになる。。。と信じて、またあーだこーだやっていきましょうってことです。

明日もかきまーす。

今回はこの辺で。

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