ドリアンスケールで作るバップスケール(シーケンスパターン)
プロ用の機材って言葉がありますが、実際誰に向けてつくられてるのかなって考えると、別に専門家向けってわけじゃなくって、その内容について妥協できるポイントがどうしても高くなっちゃう人、いわゆるハイエンドユーザー向けってことなんでしょうね。
オーディオ機材なんかだとその辺割とはっきりわかれてるような。。。例えばスタジオ向けっていったら、音質ももちろんこだわっているけどそれよりも安定動作に、ライブ向けって言ったら耐久性に、ハイエンドユーザー向けっていったらとにかく音質にって言った感じで、どこに力点を置いているかわかりやすい気がします。
シンセやサンプラーだとその辺どんな感じでしょうか。。。
いや、先日も少し書いたNovationのCircuitなんですが、Tracksっていうニューモデルが出ました。
日本円では49,450円で、オーダーすれば地球を半周してイギリスから二日以内に発送されてくるそうです(すげー)。
現在Circuitはもう一つ、Rhythmというニューモデルもすでに発表していて、それがリリースされれば前のモデルも含めて全部で三種類になります。
ユーザーグループなんかでは前のモデルはOG(Old Gear?いや多分オリジナルってことでしょうね。。。)なんてよばれてるみたいです。
公式ページのショップではちょっと前からOGの販売はリファービッシュのみになっているので、基本モデルチェンジ扱いかと思うのですが、日本の各種通販サイトなんかではまだ売っていることから、値崩れが起きてもメーカーでは責任取らねってニュアンスなんでしょうか。。。
実際今回のこのニューモデル、いくつかOGの弱点を克服というか反省というか、ナイスなアップデートがいくつも盛り込まれています。
まず何と言ってもSDカードスロットの実装は、このマシンに本格的なループ素材やハイクオリティーなサンプル素材を容量を気にすることなく取り込めるようになったという事で、OGユーザーからは望まれていたアップデートだと思います。
OG同様二つの独立したシンセエンジンに加えて、外部コントローラー向けのシーケンストラックが二つ実装されて全部で8トラックになりました(OGは6トラック、ちなみにRhythmは発表されている画像から、シンセなしのサンプルトラックのみ8トラックみたいに見えます)。
他にもUSBはType-Cに変更、標準サイズのMIDI端子に変更、OGにはなかったMIDIthru端子実装、より使いやすく見直したUIや、マクロの割り当てが一目でわかるような工夫(未確認ですが多分カスタマイズもできそう)、プロバビリティー機能の実装等。。。
これだけのアップデートに加えて、多分Novationのことなので、今後も新たな機能をファームウェアアップデートでじゃんじゃん足してくるんじゃないかって期待も考えると、値段も私個人的にはギリギリ納得できます。。。じゃあ購入ってなるはずなんですが。。。えっと。。。リチウムイオンバッテリー。。。なんですね。
さよなら三角またきて四角。。。タッチパネルも嫌いですがリチウムイオンバッテリーて。。。いや、もちろんバッテリーが機能不全で死んでもアダプターで使えばいいし、多分本家が潰れない限り有償交換は可能でしょうが。。。
乾電池でいいっす。。。デザインにこだわった結果なんでしょうけど。。。そっちなんですね、こだわるところ。
冷めました。。。OGでいきまーす(DigitaktもSP404sxもあるんで。。。)。
もう少し値段が安ければ大ヒットしそうですが。。。う〜ん、どこ向けなんだろ。。。
メーカーはこのマシン、SP404みたいに10年もたせて後に名機と呼ばれたい。。。みたいな気持ちはないってことなんでしょうね。。。まぁそんなもんか。。。
私みたいに妙にそういう作り手の哲学みたいなのに惹かれるユーザーの方がマイノリティーなんでしょうけどね。。。ちぇ。
さて今回は最近はまっているバップスケールで、シーケンスパターンを作ってみました。
バップスケールについてはこちらの記事でも紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回は少し手応えあるかもしれませんが。。。いきますよ!
まずは下降はただのDドリアン(Cメジャー)スケール、上昇はF#入りのG7のバップスケールです。
反転します!
上昇はDドリアン(Cメジャー)スケールで、下降はG♭入りのG7のバップスケールです。
いかがでしょうか。
こここっちかと思ったらこっちか〜って、結構いいトレーニングになると思います。
システムを理解したら覚えて弾けるようにがんばりましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?