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トライアド(三和音)+アプローチノート

朝起きぬけに、昔聞いてて今は手元にない音源を検索してみたりするのがここ何日かの日課みたいになっていて。。。っていうのも最近入会したApple Musicに、これまた最近アマゾンで買った激安TWS、mpowっていうブランドのm30っていうちっこいのを手に入れたせいで。。。こうやってGAFAに少しずつ(まぁほんの少しな方だとは思いますが)吸い上げられていくのは癪だけど。。。よくできてんですよね。。。本当手を替え品を替え。。。

いやまぁそんなこんなで今朝もちょこっと検索してたら、我らがヒーロー、グラントグリーンの音源で、明らかに異彩を放つジャケット。。。ストラト持ってる。。。The Holy Barbarian: St. Louis 1959なんてのを見つけました。

これ、2012年リリースってあるし、明らかにジャケ写はサックスの方が目立っているので、同姓同名の別人かな。。。うっすら映る若いストラト持ったイケメンはグラント。。。なのかな。。。?ってなって、とりあえず再生(これぞサブスクの強み!)してみると。。。これは間違いなくあのグラントグリーンでした。

いや、写真が若いし何度も繰り返しになりますがストラト持ってるし。。。実際音源的にストラトのプレイなのかどうかは断定できないけど、しかしまぁ何弾いても彼なんですねぇ。。。どうも未発表音源だったみたいです。。。知らんかった。

ライブ音源ってそういえばあんまり聞いたことなかったかも。。。意外と出てないんじゃないかな。。。しかも59年が本当ならこれは明らかに今までに私が聞いた彼の音源で一番若い頃のもの。

少しネットでこのアルバムのことを調べてみると、だいたいこのくらいの頃、ルードナルドソンがニューヨークからグラントを誘いに来て、ブルーノートの録音をする。。。そのもうほんとに直前とかなんでしょうかね。

それにしてもグラントはいいな。。。この音源もやっぱり男前でかっこいいです。。。はい、ただのファンですがなにか。。。

しかしなんかこの時代にこのレベルの録音をライブで録るって。。。結構ちゃんとしたセッティングを作ってライブしたんだろうなとか、オルガンええ音しとるなとか。。。色々考えさせてくれる良い音源なんて思いながら聴いていると、なんだかサックスの方、Bob Grafというお名前のようですが、ソロがめっちゃグラントみたいなタイムの感じでいくなって。。。この感じは。。。まぁ話し合って一緒に練習してるのは良いとして、どういう流れなのかな。。。その地方にめちゃ優れたパイセンみたいな人がいたのか、グラント先生がみんなに、こうだぜ〜なんてやってたのか。。。まぁ何にしろコミュニティーの力は大事だななんてあらためて思ったりして。

こういう時代のスナップというか、生々しい感じは色々想像させてくれるというか、ほんとありがたいです。。。それにしてもApple Musicおそるべし。。。

そうそう、で今回の本題なんですが、この音源の中でもちょいちょい出てくるというか実際よくあるフレーズで、トライアドにアプローチノートを加えたってやつがあるんですが、これを分析して、自分でも作れるように考えてみようと思います。

分析といっても今回はもうトライアドにアプローチノートって言っちゃってますから、それが全てといえば全てなんですが。。。まぁなんにしろ譜例を書くのでちょっと弾いてみてください。

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ね、どこかで聴いたことあるやつですよね。

構造的にはC(シーメジャー)コードのアルペジオをシーケンス的に並べておいて、最初の音には半音下から、次の音にはスケールの1step上のアプローチを足して作ったフレーズです。

コードトーンはいくつかポジションを考えることができますが、上のポジションであればこのポジションをベースにしています。

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ではこの一連の流れを、一弦と六弦の8フレットにルートがあるポジションにもあてはめて弾いてみましょうか。

まずC(シーメジャー)のアルペジオのポジションです。

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今回はポジションが変わっても慣れやすいように同じ音から始めてみましたが、こちらのポジションであれば一弦のドの音を含めてみても良いかもですね。

このポジションにアプローチノートを足すとこんな感じです。

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ポジション的には他にも選択肢があったりするので、運指の具合などに従って幾つか考えてみて、自分にあったものを探してみても良いと思います。

他にも、上にあげた二つのポジションを跨ぐようなこんなポジションもありですね。

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ここにアプローチを足します。

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実際他に幾つか思いつきましたが、キリがない上にぶっちゃけ代わり映えしないのでこのくらいにしておこうと思いますが、例えばフレット的に上の方から始めて下に降りるとか、できるだけスムースな運指になるようになど、なんらかのテーマを決めてからポジションを考えるといいと思います。

たまにはフレーズも楽しいですね。

今回のように、分析も加えて自分で作れるようにしておくと、応用から他のフレーズにも発展できたりしそうです。

是非試してみてくださいね!

では今回はこの辺で!

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