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ドリアン(メジャースケール)の練習(というかアプローチノートの事)

そういえば今まで買いそうになったけど買わなかった、買えなかったっていうギターが何本かあるけど、買っていたらどうなってたのかなってふっと思い返してみたりして。。。ほとんど装飾のないモズライトは音は抜群だったけどどうしても見た目がダメだったし(今なら買ってるかも。。。)、ボディーの裏にかっちょいい絵が書いてあったドブロは高価だったのもあるけど何しろ重かった(後ドブロだしね。。。)、ボストンの狭い楽器屋で見たハワードロバーツは。。。あれは本当に今考えると買えばよかった。。。貧乏学生だった事と、まだフルアコのことが全然わからなかったので決断できなかった。。。結局その後175を手に入れることになるんだけど。。。

いや〜〜あのハワードロバーツはしまったな。。。ほんと、あれ買ってたら今と全然違う人生になってたのかもなんて思っちゃうくらい、私にとってどのギターを選ぶか、選んだかは、ハリーポッターの魔法の杖くらいの意味がある気がします。

ギター始めたばっかりの頃にたまたま手に入れた、ヘイマーっていうギターブランドのカタログ(もはや懐かしい言葉)の中に気に入った形の楽器があって、たしかスティーブスティーブンスモデルだったかな。。。もうなんだか40万円くらいだった様な気がするけど(高校生に買えるわけない!)、弾いたこともないのにず〜っと眺めてたりとか、その時のいいな〜って感情とか。。。今もあの時の、欲しかったのに買えなかったギターへの想いって、結局欲しいままの状態で留まっちゃってるもんだから、その時の感じがそのまま残ってる気がします。

所有してしまえば想いも変化するものなのに。。。つまりは片想いは永遠ってことですかね。。。ぽ(なんのこっちゃ)。

さてさて、くだらない話はこのくらいにして、今回はアプローチノート。。。お、意外と楽器が欲しい想いとアプローチって言葉にはつながりがあったり。。。しないか。。。

なにしろ!以前こんな記事を書きました。

今回はこのアプローチノートの考え方をDドリアン(Cメジャースケール)に当てはめてスケールステップしてみようという考え方で譜例を書いてみました。

メジャースケールには全音でステップする箇所と半音でステップする箇所があるので、それぞれのターゲットノートに二種類のアプローチノートのテクニックを選択してみました。

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丸印がターゲットで、上の段はどちらも全音でステップしているのでダブルクロマチックアプローチを、下の段の前半、ミから始まってファに向かうラインではインディレクトアプローチを使っています。

ではこれをギターのポジションにそって、スケールシーケンスの様にすると、こんな感じになります。

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ギタータブのポジション的にはもう一工夫、どこで次の弦に移動するかをこだわって書いてみました。

今まで考えてきたDマイナーペンタトニックスケールのポジションを土台にしたDドリアン(Cメジャースケール)のポジションはそのまま採用するとして、スケール以外のアプローチノートを、音程にかかわらず同じ弦上で移行するようにしてみました。

これは裏拍から表拍への流れをできるだけスムースに繋ぐ事で、そういう訛りを表現しやすくしようっていうアクションです。

もっと右手がうまくて、どこでどう弦移動をかけても全然大丈夫って事であれば、単に弾きやすいポジションを選択すれば良いとは思うのですが。。。私はまだまだその域に達していません。。。

この譜例、結構癖があるけど、綺麗に決まるとパズルがどんどん解けていく様な気持ち良さがあります。とりあえず一つだけ作ってみましたが、他の四つのポジションでも、コンセプトさえわかればいけると思います。

今回のこの練習は譜読みをして弾くというよりは、スケールから判断して自分でアプローチをかけていく訓練だったりするので、テンポをやりにくくない一番遅いテンポにして、考えながら取り組んでみて欲しいです。

。。。といいつつまた全ポジション書いたらアップしたりするかもしれませんが。。。

ではまた次回!


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