陸上競技100mにおける日本と世界のトップ選手のスタートダッシュの違いを分析してみる


一年で一番暑い季節といえば夏だが、今年の夏は生きてきた中で地獄のように暑い。

こういう日は外に一歩も出ずに家でクーラーの効いた部屋でだらだら1日を過ごしたいが、現実は干からびるような暑さと満員電車のストレスを毎日のように浴びながら仕事をしないといけない。

熱中症に気をつけてくださいといいながら結局その要因を作ってるのは労働なんだよな。

夏休みや有給お盆だけじゃなくて365日でも欲しいくらいた。

酒やタバコより労働の方がはるかに体に害悪なのは間違い無いが、この辺がやたらと槍玉に挙げられるのは不思議で仕方ない。

そんな布団から立ち上がるだけでしんどい季節だが、何をするにせよ最初の一歩目が一番エネルギーが必要と言われている。

きょうはそんな億劫な一歩目のスタートの話

今でこそほんの少しだけまともになってるが、俺がブログを書いてた2015年以前なんて本当にひどかった。

100mを速く走る方法について調べたら出てくるフレーズは大体以下の通り

•誰よりも速くスタートを決める方法
•地面から反発をもらう

100mに限らずレースは相手より先にゴールしたら勝ちの競技である

陸上に限らず水泳だろうが競馬だろうがF1だろうが変わらない。

誰よりも速くスタートダッシュを決めるなんて本気で意味がわからないんだが、そんな疑問すら持てないのがさらに意味がわからなかった。

ただ、スタートは大事。
スタートは一歩目が崩れたらそれだけで全区間に支障が出るからな。

スタートダッシュのテンプレート

スタートダッシュはレースの中で唯一静止した状態になれるから色々とやり方がある。

有名なところだとこの辺かな

•スネを倒す
•スタブロで腰を上げた時の膝の角度は前は90度と後ろは45度

•体を倒してその勢いで走る
↑は重心移動と言いながら重心すら何が分かってない奴らが好きなフレーズだからこれ使ってるやつは相当レベルが低いと思ってもいい

ちょっと脱線したが、何にせよ前に倒れる勢いを利用する方法が主な方法だと思う。

まぁ上の3つ以外にもやり方は色々あるけど、すぐに思い浮かぶものだけをチョイスした。

今回紹介するのは倒れる勢いを使うものではなく、股関節の力をスタブロに伝えて前に進む方法だけど、これを取得すると本当に勝手に足が動くんだよな。

応用したら歩行に支障がある人の歩きを劇的に改善できると思ってるから本当に実験してみたい。

何故トップスプリンターは状態が揺れるのか

本題に入る前におれが長い間ずっと疑問に思ってたことが2つ

•トップ選手はスタートから数歩は何故状態が左右に揺れるのか

•接地の際にガニ股気味になるのは何故か

•一歩目と二歩目は地面スレスレの足の軌道を描くのが

インスタとかで後ろからスタート練習してる選手を見たらよくわかるんだけど、(何故かおすすめに表示されなくて見つけられなかったから時間あれば探してね)一歩ごとに体が左右に振られながら走っている。

前から見ても上体が左右に振れてるのがわかる

Noah Lyles takes gold! Men's 100m Final! 🇺🇸🔥🥇 | #Paris2024 highlights - YouTube

日本の選手、と言っても代表クラスだと多田選手くらいしか見つけられなかったけど、あまり左右にぶれずに真っ直ぐに近い状態で進んでいる。


俺はずっと後者の方が理想だと思ってたけど、これを見つけてからはまるっきり考えが変わった。

https://note.com/speedup/n/n1caf2b7b759c?sub_rt=share_pb

前置きが長いかもしれないがもう少し付き合ってくれ。

以下は人骨だけど、俺は昔からずっと不思議で仕方ないことがあった。

多分気にすらなったことないだろうが、大腿骨の形が俺はずっと気になって仕方なかった、

何でこんなところが気になるかって?

この形は足の動きにこの上なく重要になるからさ。

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