あき
腹が立つ男への腹いせと、備忘録という響きのために書く。書く。
ここからの帰りはいつも、 なんだか天気がいいんだよなあ。 ワタシ 歳は30代前半、仕事は小さなアパレルの副店長、休みは平日に不定期、 雪国生まれ、5人姉弟の真ん中、 彼 3つ上、電気工事士(?)、休みは日曜日(らしい)、 関東生まれ、3人姉弟の真ん中(だったはず)、 昔音楽をやっていた(らしい)、趣味は掃除(だとか)、 結婚して仕事を辞め、離婚して、年下の彼氏と別れて、恋愛も仕事も落ち着かなくて、誰かと話していたくて出かけているうちに、ひょんなことからスナックでバイトを
きょうも、 よく晴れた日 となりの男は (ぜんぜん)起きない。 はじめましての、その笑顔をよく覚えている。 少しだけあげた前髪が、そのとき、たまたま、少しだけ、好きだった人気アイドルに合間って。口角を綺麗にあげて笑う。歯並びがよい、笑顔。 いつも若くみられる自分、よりも3つは若く見えて、3つ上とは。 あ、そうだ、いつもヒトメボレしちゃうんだった。 隣の先輩に遠慮しているんだかしてないんだか、こそこそ連絡先を交換して、 ーーーー何時にでるの? 飲みに行こうよ そん