SCJ大会について

この記事はSpeedcubing Advent Calendar 2020 20日目の記事です。

昨日の記事はshoさんの片手の話です
明日の記事はSystemaさんのIcosaixの解法です

Speedcubing Advent Calendarも8年目。
いつも素晴らしい内容で驚くばかりです。
これからも皆様よろしくお願いします!

法人化の発表から、はや1ヶ月

こんにちは、Speedcubing Japan(以下SCJ)理事の荒木です。
SCJが発足して約1ヶ月経ちました。
詳しい経緯や内容は大村さんの記事を御覧ください。
文字通り毎日のように作業、話し合いが行われていました。

僕がSCJ発足に寄与したこと

SCJのサイトは僕が一通り作りました。
ドメイン取ったりもしました。
またタイトルどおりSCJ大会の企画運営をしています。

SCJ大会とは

SCJ大会はSCJが運営主体となる大会です。

新たに独自の大会を開くメリットを考えてみました。
メリットということなので比較対象はWCA大会のデメリットから考えてみようと思います。

- WCA大会規則に則る種目しかできない。
- 年齢、地域などに独自にカテゴライズしたランキングを作れない。
- WCA大会は規模が大きくなり運営に多大なコストがかかる傾向にある。
- 地域に限定した大会が難しい。(基本的には競技者は誰でも受け入れないといけない。)

基本的にはこれらを解消したいので

- WCA大会規則に則らない種目ができる。
(※ただし承認が必要です。基本的にはWCA規則に則る種目で開催します。)
- 年齢、地域にカテゴライズしたランキングを作れる。
- 1大会あたりの規模が大きくなり負担が増えないよう限定された団体内で大会を行うことを基本としている。
- 制限をかけた大会を開催できる。

を目指した大会にしようと議論をしました。

SCJ大会は公式記録を残すためにコストを軽くした大会をすることがモットーです。継続していくことが大事だと思っています。
いきなり成功は狙っていません。地道に開催していきます。

ルールは?

ルールは基本的にはWCA規約に則ります。
その方が、WCA大会の運営にも活かせますし、大会ごとにルールの差異を気にする必要がないためです。

実際はどうなの?

2020年12月12日に東海スピードキュービングレクチャー会で
TSC12月記録会を開催しました。参加者8名。
スモールスタートを切るにはベストな人数でした。
やはりクローズド大会なのでコストは従来の大会より少なくできました。
ルールに関してもWCA規則を踏襲しているので、やりやすいと思いました。
計測会の延長でかつ公式大会にできるのがいいところかなぁと思いました。

ここで補足ですが、SCJ大会はWCA大会ではないのでSCJ大会で出した記録はWCAランキングには反映されません。SCJ大会で出された記録は後ほどランキングとして公開する予定です。

今後確実に大会開催を依頼できるフローが固まり次第、各地で執り行ってもらう予定です。WCAもそうですが、システム面はそうですし、大会企画、運営、結果掲載など多大なフローがあるのでなかなか苦労しています。

今後の対応

- ランキングをサイト上で作成します。
- SCJ大会記録個人ページをサイト上で作成します。
- 具体的な大会開催、報告フローをまとめて公開します。

まとめ

・SCJでは今後SCJが主催する大会を開きます。
・基本的にはサークル等の団体が主催します。
・コストがかかりにくい大会を開催できます。
・ルールはWCAと同じものを用います。
・将来的に限定ランキング、個人ページも実装します。

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