World Championship 2023
環境
会場
日本からは過去になく距離的に一番近い世界大会でした。
仁川自体は国際都市のようで環境もこれ以上ないくらい良い場所でした。
次回以降はこの規模の会場が必要になることを考えると、いつまで大人数を許容できる大会を続けられるのか疑問に思います。
会場内は冷房が効いており、涼しかったですが(人によっては寒いくらいでした)朝は暑いのでやはり7月初旬か9月頃のほうが競技には向いているのではないかなと思いました。それでも日本より涼しかったです。
ジャッジ
かなり楽な部類です。基本的に座ってジャッジ活動をやっておけばよいです。時間になれば指定されたエリアの空いている椅子に座って行うだけです。特に気になる点はないですが、帯がよく落ちたのでそこは改善したほうが良かったと思います。
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ランナー
地獄でした。まず選手を呼ぶ際になかなか見つからない。番号で呼んでもなかなか見つからない。
そして選手も一度の試技で返されるので毎度それをしないといけない。
連続5回する固定席で良かったと思います。
スクランブラー
いつも通りですが、スクランブル済みのものはケースを立てる。終わっていないものはケースを横にすることを徹底したいたのでスクランブル済みかどうかが分かりやすかったです。
サイドルーム
まず時間通りに選手やスクランブラーやジャッジが来ません。
来てくれるなら良い方です。
これは初日や2日目に競技がなくそもそも来ていない人がいるからだと推察されますが、そういうスタッフにもう少しメリット渡しても良いのではないかなと思います。来たらステッカー貰えるなどどうですか?
サイドルームはメインルームから400mくらい離れていました。
物理的距離は心理的距離になる典型例です。
サイドルームはなるべくメインルームから近いところを手配しましょう。
そのせいで、ジャッジ担当がスクランブルをしていたり、一般選手がジャッジやスクランブルをしていたり混乱を極めていました。
ギフト
スタッフをすることにより一般参加者よりかなりギフトがいただけます。
スタッフTシャツも信じられないくらい質がいいTシャツでした。(非売品)
またタンブラーもスタッフだけのギフトでしたが、これも前回の水筒よりもかなり品質が良いものに感じました。スタッフは参加費も返ってくる、ランチも常にあったので数万円くらいはメリットがあるように思えました。
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競技
かつての世界チャンピオンが決勝にいけないことが多く、時代の変遷をひしひしと感じました。
次回の世界大会では中国勢にかなりの種目を独占されるのでは…?と感じざるを得ません。特に3x3x3より簡単なパズルに関してはそう感じざるを得ませんでした。
しかも彼らはまだコロナ禍で大会に出場できていない状態です。今後の発展に期待したいですね。
まとめ
いよいよ入賞どころか決勝にすらいけなくなってしまうほど競技レベルが上がってしまいましたが、自分が始めた競技がここまで発展したことを考えると本当に嬉しく感じてしまいます。
当日世界で公式記録を持っていたのは1000人くらいしかなく今は20万人です。
2025年はアメリカのシアトルで開催だそうです。
ちょうど僕のスピードキューブ20周年です。なにか節目なのでしようかなと思います。
そしてまたスタッフをできればいいかなと思います。たくさんの人と接する機会や選手だけでは得られないものがあるからです。