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天空の王


一国を滅ぼす兵器は、、、。
劇場版→→→https://www.youtube.com/watch?v=3I4s8aVZ7Vo


甚兵衛を着こなすたいちゃんとスーツのバハマ、可愛らしい着物のハルが
縁側で暇そうに座っている。

たいちゃん「バハマ〜」
バハマ  「ん?」
たいちゃん「なんでそんな変な名前なの?」
バハマ  「しらねぇよ」
ハル   「キラキラネームだね」
たいちゃん「バハマだぞ?キラキラしてるか?」

そのとき、突如上空から人間が降ってきた。信じられない三人組。

謎の男  「お迎えにあがりました。」

           ~天空の王~

ハル   「警察呼んでくるわね!」

警察を呼びに縁側をあとにするハル。

バハマ  「、、、おまえ!なんで、、」
謎の男  「やっと見つけましたよ、王子」
たいちゃん「王子?!お前王子なのぉ?!」
謎の男  「無礼者!!」

突然たいちゃんが謎の男にひっぱたかれる

謎の男  「、、殺すぞ」
たいちゃん「ごめんなちゃい、、」
謎の男  「もうこんな下界にいるのはやめましょう!帰ってきてくださ
      い!リク様!」
たいちゃん「リク?バハマじゃねぇのか?」
バハマ  「バハマだ!でもリクでもあるんだ!」
たいちゃん「どういう事だよ!」
バハマ  「、、俺の本当の名は、、
      リク・クリストバル・ミヤジマ・バハマ。
      天空の国バハマの王子だ」

もうたいちゃんはパニックだった。


謎の男  「そして私がリク様の側近であり、天空軍大佐
      ムスカスだ」

たいちゃん「あぁ、わかんない」
バハマ  「隠しててすまなかった」
ムスカス 「王子、忘れ物です」

ムスカスの手には不思議な雰囲気を放つ青い石が握られていた。

バハマ  「おい!こんな石捨てろって言っただろ!」
ムスカス 「そんなことできません!代々受け継がれてきた物ですから」
たいちゃん「、、それなんだよ」
バハマ  「一国を滅ぼす兵器だ」
たいちゃん「、、100均で買えそうだな」
バハマ  「確かに笑」
ムスカス 「100均ってなんだ?」
たいちゃん「何でもありません」
ムスカス 「、、、王子、呪文は覚えてますか?」
バハマ  「なんだっけなぁ、、バルスだっけ?」


キィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!


その時、青い石が悲鳴のような音とともに煌々と光だし
世界を青く染めた。

ムスカス 「そうですよぉぉぉ!!!」
バハマ  「ぁぁああごめんんん!!」
たいちゃん「死ぬぅぅぅぅ!!!!!」
バハマ  「ルスバルスバルスバルスバルスバルスバルスバ」

光と音が消えていった。

バハマ  「呪文を逆さまに唱えれば解除できるんだ」
ムスカス 「そんな方法があったとは、、、」
たいちゃん「ん?ルスバっていってたよな?ルスバの反対はバスルだよな。
      反対ってスルバじゃないの?」

沈黙が流れた。その通りだった。
その時、青い石が、やべ!間違えた!と言わんばかりに再度、煌々と光りだした。


キィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!


たいちゃん「この石バカだろ!!!!!」
バハマ  「スルバスルバスルバスルバスルバスルバスルバ」

それだ!そうだ、それだ!と言わんばかりに光は消えていった。

バハマ  「こんなバカ石いらねぇよ!!!!」

遠くへ青い石を投げるバハマ。

ムスカス 「ちょっと!何してるんですか!!!」

飛んで行く青い石を追いかけるムスカス。
そこへ突如、謎の集団が群がりムスカスを囲んだ。

ムスカス 「おい!誰だお前らは!やめろ!離せ!離せぇぇぇぇえええ!」

ムスカスは謎の集団に拿捕され、空高く飛んで行った。
見上げるたいちゃんとバハマ。

バハマ  「、、、まぁ、あれの持ち出しは重罪だからな」
たいちゃん「あぁ〜」

納得のたいちゃんであった。


         数分後


縁側でたいちゃんとバハマとハルが座っていた。
ハルは警察を呼びに交番まで走っていたが、気づいた。
私が殺ればよくね?と。
帰ってきたが、そこに泥棒はおらず。
久しぶりの高揚感も消えたハルであった。

ハル   「何もなくてよかったわね〜」
たいちゃん、バハマ「いや本当それなぁ〜」
たいちゃん「、、、なんかお前の全てを知った気がする」
バハマ  「はは、そうかな?」
ハル   「しかしバハマって変な名前よね、苗字は何なの?」
バハマ  「、、、苗字って何?」

         謎多きバハマである。

END
劇場版→→→https://www.youtube.com/watch?v=3I4s8aVZ7Vo

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