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追悼 和製アン・バンクロフト
奈良岡朋子さんが亡くなられたそうです。なんというか、カッコいいおばさまでしたね。子供のころ、近所の映画好きのお兄さんが、彼女のことを「和製アン・バンクロフト」といっていました。ともに舞台出身。くしくも、バンコロフトの当たり役であった『奇跡の人』のサリバン先生を奈良岡さんも演じておられたのですね。
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その後、日曜洋画劇場で『卒業』がかかったとき、奈良岡さんがアン・バンクロフト演じるミセス・ロビンソンの声をあてておられ、あまりのハマりぶりにびっくり。ミセス・ロビンソンの、あのどこか虚無的な雰囲気がよく出てました。「ベンジャミン!」と、相手の言葉におっかぶせるタカビーなセリフ回しもよかった。
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▲ジョー・ディマジオ追悼のため、スタジアムで『ミセス・ロビンソン』を歌うポール・サイモン。今日は、このクリップを奈良岡朋子さんに捧げましょう。当のディマジオは、「”ジョー・デイマジオはどこいった”だって?コーヒーのCMに出ているぞ」とこの曲に憤慨していたらしい。新婚旅行で日本に立ち寄った際も、どこへ行っても”モンローの亭主”扱いにブータレていたというのは有名な話。
▲おまけ。そういえば、もう4月ですね。
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