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MLM従事者が絶対にやってはいけないこと
タイトルの通りだが、MLM従事者がビジネスを展開する上で絶対にやってはいけないことを書くことにする。
極めて教条的な内容になるが、1番最後が本当に大事なので、そこだけでも読んでほしい。
NGその1:ルールを守らないこと
当たり前の話なので、軽く触れるにとどめるが、MLMを行う上では連鎖販売取引法など様々なルールが設定され、それに対して法令遵守をしなければ、当然会社は罰せられる。
当然なので、ここはこの程度にとどめておくが、法律は絶対に守ってビジネスを行うこと。世間一般の常識から逸脱することも控えておこう。
余談だが、ドリンクバーを頼まずにドリンクバーでジュースを飲むような輩がMLMの世界ではある一定数いる。他のメンバーも同席している時にそんなことをしたら、周囲からどう見られているのか、自ずと分かるだろう。
社会規範を念頭に置いた行動を行うべし。嘘をつくとかオーバートークで人を騙すとか、論外であることも理解されたし。
NGその2:約束を守らないこと
MLMはれっきとしたビジネスである。ビジネスには必ず相手がいる。その相手はあなたを信用する。だから取引が成立する。
信用を構築するのは時間がかかる。しかし失うのは一瞬だ。
小さなことでも約束は守ることが信用を失わない鍵である。
待ち合わせの時間は守るとか、細かいことかもしれないが、1つ1つの些事に鈍感な人間は、特にMLMでは成功とは程遠い人生を送ること間違いなしだ。
もし約束が果たせそうになかったら、すぐに謝罪し、代替案を提示するのだ。
繰り返すが、MLMはれっきとしたビジネスである。ビジネスには必ず相手がいる。ビジネスは信用による取引なので、信用を損ねる行為はビジネスチャンスを失うことを意味する。
心して取り掛かるように。
NGその3:借金しない
これが1番大事な話だ。
MLMをやる理由は金がないから、という人間はある一定数いる。金がないからこそビジネスをやる。その通りだ。
しかし、MLMの場合は他のビジネスとは違う感覚の持ち主がいる。
ビジネスも初期費用がかかることは多い。少なくともスマートフォンとPCはないとやっていけないだろう。モバイルルーターも必要かもしれない。
MLMの場合は、「スターターパック」と言って取り扱い商品群の中から30万円程度の商品を買い込ませるケースがある。これは在庫を抱えるという意味ではなく、相手に売り込むには商品やサービスのことを知らないとダメだということで、取り扱いの商品を買わせて使わせるのだ。
サプリメントも化粧水も、実際に自分で買って使う。
そこでの実感をベースにリテールを行い、ビジネスに発展させるのだ。
しかし、MLMの会社には当然だが悪い会社も複数存在する。
「スターターパック」と言っても実際は100万円単位で買い込みさせるケースがあるのだ。
そうなると、若いプレイヤーほど貯金がないので、ローンに走る。
いっとき、月末にアップラインに覚悟を決めろ、とガンガン言われて消費者ローンから100万円を借りてそのまま商品買い込みに突っ込むというケースが後を絶たない時期があった。
若い女性はもっと悲惨で、返せなくなると、借金の肩代わりをアップラインがするその代償として、アップラインの性奴隷になるケースもあったりするのだ。もちろん、風俗嬢として働く人間もいる。
MLMもビジネスなので初期費用がある程度かかることは理解しなくてはいけない。それは先に書いたPCやらスマートフォンやらだけでなく、これからビジネスとして扱う商品群をある程度が買って使ってみないとわからないケースもあるからだ。
貯金がないならば、クラウドワークスなどで仕事をすれば良い。タイミーでも全然構わない。
借金するな、タネ銭を貯めよ。
フルタイムで勤務した後でもできること。Uberでも何でもいい。
間違っても消費者ローンのお客にはなるな。
そこまでしないといけないMLMならば、やめた方が良い。
MLM成功前夜、皆、苦労はするものだ。バブル期に青春時代を過ごした年代のアップラインは消費者ローンでカネを借りまくって自らに鞭打つ形でビジネスを廻してきた人間がいるが、そんな真似はしなくても良い。時代が違いすぎる。
先に金を作ろう。
50万円あれば、なんとかなる。PCモスマートフォンも安いので十分だ。
次回、タネ銭を作るためのおすすめの副業をいくつかご紹介しよう。
とにかく、不必要に借金なんかするな。
以上だ。