素人母が息子に教材を作る理由
重度知的障害のある息子に、教育素人の私が教材を作り続ける理由は何か。私には教育の知識は全くありません。息子がどこまで理解できるのかもわかりません。それでも、とにかく今は作り続けたいと思っています。
私が息子に教材を作る理由。
一番の理由は、息子に自ら学んで欲しいから。
文章が読めない息子は、そのままにしておくと本やタブレットを見て受動的な視覚的な学びは一定程度可能だけれど、それ以上前に進めにくい。
私がそばにいるときには、本を読み上げたり、息子の身振り手振りでの質問になるべく答えたりできる。
でも、いつでもいつまでも誰かがそばで教えてくれるわけではない。
息子が学びたいと思ったときに、私の手作り教材がひとつの材料になればいい。
そう思って作っています。
そのため、なるべく音声や絵を入れて本人が文章を読めなくても理解できるようにという部分を意識して作っています。
自分の息子のためなので、うまくできなくても失敗作だったとしても何も問題ありません。だから、自由に作れるというメリットがあります。
家庭内だからこそ自由に作れて、しかもそれを四六時中いつでも見られるという環境に置くことができる。
さらに、年度を気にせず必要なら一生残しておける。
そう考えると、先生より家族の方がかなり有利なようにも思えてきますね。
失敗してもなんの問題もないのだから、むしろ作らない理由がありません。
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