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システムエンジニアは、なぜ忙しいのか?

システムエンジニアをやっている、という話をすると、忙しい?と聞かれることが少なくありません。

実際、僕自身今までやってきた中でも、残業続きで忙しかったことの方が多い印象です。

なぜ、こんなに忙しいのかを考えてみます。

システムは出来上がったものを見るまで分からない

システムを作る際には、最初にユーザーがどういうシステムを作りたいと思っているのか、をヒアリングするところから始まります。 

ただ、これからシステムを作っていく場合は、ものが無いので、パワポとかで資料を作ったりするのですが、これだとイメージしづらいですよね。

ですが、資料を元にここはこうしようとか、ユーザーと調整して決めていくわけです。

これは僕の主観ですが、ここで決まった内容の7割は、ユーザーが実際に作りたいものとずれています。笑

作りたいものが決まったら実際に作り始める

システムエンジニアとしては、ユーザーと決めた内容、要件に基づいて作っていきます。

この時点では、作りたいものが決まっているので、それ通りに作っていくわけです。

そしてシステムが完成

完成したら、ユーザーに確認してもらって、システム開発も完了となるのが筋ですが、ここがうまくいかない。

実際に出来上がったシステムをユーザーが使ってみるのですが、ユーザーから見ると思ってたものと違うとなったりします。

ここはこうして欲しいとか、こういう機能を付けて欲しいとか、たくさん要望が出てきます。

ユーザーの言い分は・・・

自分たちが使いやすいようにして欲しい。
まあ、そうですよね。笑

システムエンジニアの言い分は・・・

どうしたら使いやすいか、最初に確認したじゃないですか・・・
どういうシステムにしたいか、要件も聞きましたよね?

結果、ユーザーの要望は全部対応することになる

システムエンジニアの言い分が通ればいいのですが、そうもいきません。

ほぼシステムを作り終わったかな、というところからがスタートという感じです。笑
せっかく作り直すようなことになるので、残業も増やして対応という日々です。

以下の投稿にも書いたのですが、とあるシステム納品先のお偉いさんが「本当に作りたいのは、こんなのじゃなかった」と言っていたと又聞きした時の喪失感は今でもよく覚えています。
※この時は作り直しはなく、納品して終わりでした。果たしてどうなったのか?

じゃあどうしたら良いかは、また別に書きたいと思います。

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