システムエンジニアの転職について考える
システムエンジニアって転職する人が多いイメージがありますね。
僕自身は転職経験がなく、新卒で入った会社にずっといて、フリーランスに転向しましたが、転職について考えてみます。
とにかく辞める人が多い
主に後輩を見て感じていた印象です。
僕は「石の上にも三年」という言葉が好きなのですが、最初は忍耐強く我慢、辛抱することが大事だと思っています。
1年で辞めていった後輩、数ヶ月で辞めていった後輩、など、たくさん見てきました。
極めつけは1週間で辞めた人ですね。
1週間ってまじかよ、と衝撃を受けたことをよく覚えています。
しかも、1週間で辞めた人は、入社して最初の土日を挟んで、翌月曜日にメールで「辞めます」と連絡が来て、それ以降来なくなったそう。
それ以外にも数ヶ月で辞めた人は、急に連絡が取れなくなり、解雇という形になったりとか、ほんといろんな人がいました。
やっぱり、ある程度腰を据えて学ぶ期間ってのが大事だと思います。
僕自身もそうでしたが、3〜4年くらいすれば1人立ちできた感覚があります。
何事もそうだと思いますが、初めから簡単にいくものなんてないですよね。
入ってくる人も多い
そして、代わりに中途入社してくる人も多いですね。
うちは中小だったのですが、30代40代で中途入社という人が多かったです。
経験をある程度積んでいる人は、即戦力になって仕事でも活躍できる印象がありますが、長く続く人があまりいない印象です。
中途で入ってきても、また辞めていってしまう・・・
そういう人はどんどん転職を繰り返している感じですかね。
中途入社でうまくいく人は、ある程度のポジションが約束された人。
元いた会社では、取締役、部長クラスになった人とかいました。
転職は課題を解決する手段ではないと思う
転職をすること自体は良いと思うのですが、転職は課題を解決する手段ではないと思います。
僕自身は転職経験がありませんが、転職を考えたこともあります。
ただ、実行に至らなかったのは、転職しても変わらないと思ったからです。
収入、時間、人間関係、仕事内容など、転職を考えるきっかけはたくさんあると思います。
ただ、それで環境を変えたからうまくいくというのではなく、やはり自分がどう変えようと思っているか、変えるために行動するかだと思います。
例えば収入を増やしたいなら、副業してみても良いし、バイトとかしても良いと思います。
今では仕事を取るにもいろんなサイトがあって、すごい時代になりました。
(逆にレッドオーシャンで仕事を取るのが大変なくらい)
開発の仕事をしてなくて、開発がやりたいなら、個人で何かを開発してみても良いかもしれません。
転職はあくまで手段なので、課題を解決する手段はいくらでもあると思います。
大事なのは将来の自分の役に立つか
自分のキャリアを考えた時に、今やっていることが将来の自分の役に立つか、ってことが大事かなと思います。
システムエンジニアは自分が経験したことの比重が大きいと思うので、大変な経験でも、それが自分の力になりますね。
その時は気付かなくて、あとになって気付くことが多い。
僕自身も今やっていることが将来の自分の役に立つかということも常に考えていきたいですね。