マッチコラム 2024年Jリーグ第6節
柏レイソル(9位)🆚セレッソ大阪(2位)の対戦です。
平日開催のナイトゲーム。雨にも関わらず会場に駆けつけたのは8081人。
ホームゲームでは勝利から遠ざかっていますからなんとしても勝利したい柏レイソルです。
結果
結果は1-1のドロー。
柏レイソルは前半にPKを与えてしまうも、その直後に追いつきました。
後半はお互いに得点なく引き分けに終わりました。
試合を終えての順位は、柏レイソルが7位、セレッソ大阪が3位になりました。
スタメン
柏は29番島村拓弥が先発出場です。ここまでインパクトを残していますから期待がかかります。
セレッソ大阪は元日本代表・香川真司が離脱していますが、前線に4人の外国籍選手が並んでいます。
注目したいポイント
失点はしたがすぐに追いつけた
19分に古賀がエリア内でレオセアラを倒してしまったことでPKを与え、失点してしまいます。後ろから接触しているので判定は妥当でしょう。数年前の柏であればもうこの時点で今日は負けたなという雰囲気が漂っていたました。
しかし、直後の20分に島村のドリブル突破から、ラストパスを受けたサヴィオがゴールを決め、同点に追いつきます。サヴィオは今季2点目です。
得点直後に失点するというのはサッカーではよくあることですが、今までのレイソルはそれをやられる側でした。しかし、今回は即座に取り返すことができましたので、大きな成長を感じます。
失点したが時間はある、俺たちは点が取れるし追いつけるという気持ちが今のチームには感じられます。
逆転できれば最高でしたが、それは今後の課題としてまだまだ残りそうです。
違いを見せた島村
今季初スタメンで89分までプレーした島村。
この試合の得点も島村のドリブルでエリア内に侵入したところから始まりましたし、その直前には自分でシュートも放っています。
海外クラブで武者修行したり、一時はJ3からも戦力外になったりしていますが、ここまでレイソルでは違いを生み出せる貴重な選手となっています。
得点シーンを振り返ると、ボールをもらってからすぐにゴールに向かってドリブルを始めています。相手DFを引き付け、前進したことで相手のラインを下げさせ、スペースの空いたゴール前で待つサヴィオに落ち着いてスルーパス。完璧です。
ここまでレイソルの右サイドは山田雄士が一番手でしたが、島村のおかげで層が厚くなりそうです。
公式YouTubeでもプレー集が上がっていました(⇧)し、更なる活躍に期待したいですね!
継続して良い入り
勝てない(勝ちきれない)試合が続いていますが、内容は悪くありません。
特に試合の入りの部分はかなり優位にゲームを進められるようになっています。
選手はゴールに向かっていますし、サポーターも前向きに後押ししているはずです。
昨季は地獄のような時間をずっと過ごしていましたが、今季は着実に改善&前進しているのがわかります。
あの時期を乗り越えたチームとサポーターなら、きっともっと勝てるチームになれるはずだと信じています。
勝ち切るためにどうするか
勝つためには得点を増やすか、失点を減らすしかありません。
より現実的なのは失点を減らすことでしょう。
2-3年前、レイソルが調子を上げていたときは1-0の勝利が多かったように感じます。
得点は時の運によるところも多いと思いますが、築き上げた守備力はそう簡単に崩されることはありません。
DFは能力のある選手が揃っていますし、レイソルの選手はFW・MF含めて全員走れる選手が揃っています。
次節・東京ヴェルディ戦ではクリーンシートでの勝利が見たいです!
最後に
次節はアウェー・東京ベルディ戦です。
ここまで1勝3分2敗の15位と調子が悪いようにも思いますが、前節では今季初勝利を挙げています。しかも75分以降に2得点を挙げての逆転勝利ですから、ヴェルディとしてはここで連勝して勢いに乗りたいはずです。
ただ、前がかりに来てくれる相手はレイソルにとってもカウンターのチャンスが多くなりますので、面白いゲームになるのではないでしょうか。
関東アウェイなのにアウェイゴール裏の売れ行きが良くないと心配の声も上がっていますので、行ける方はぜひ足を運んでみてください。ちなみに私は行けません笑
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