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男性の「HPVワクチン」

小池都知事が男性への接種費用の補助も含めて検討する考えを示されました。
10数年前に女性へのワクチンの接種が始まり、副反応などで一度ストップしていましたがまた女性への接種は再開されましたね。

男性への接種が検討されているのは
バルセロナ(スペイン)のCatalan Institute of Oncology所属の疫学者であるLaia Bruni氏(MD、MPH、PhD)らは、35ヵ国で実施された65件の研究より得た15歳以上の男性に関するデータを照合した結果がでました。

15歳以上の男性におけるHPV感染症のプールされた世界的な有病率は、種類を問わないHPVで31%、HR-HPVで21%であることが示されました。

フランスでは、2021年からすでに男性への接種が始まっているそうです。

HPVは、男性が感染する口腔・咽頭がんや肛門がんだけでなく、子宮頸がん、外陰がん、膣がんの発症に関与しており、HPVによって引き起こされるがんのうち、男性が25%超を占めています。

親は子どもに打たせるかどうか悩むところだと思います。
私も娘の接種がちょうど制度が始まったばかりでしたのでものすごく悩みました。医師含めいろいろな方の意見を聞き、最終的には接種をすることにしましたが、迷いすぎて間に合わず最後は自費での接種になった記憶があります。
コロナのワクチンもですが親はいつも最善の選択のため迷い悩み、決断をしないといけないのはとても大変な労力ですね。

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