DPATについて
DMATはドラマもあったのでご存知の方も多いと思います。
よく似た名前で「DPAT」もあります。
DPATとは自然災害や航空機・列車事故、犯罪事件などの集団災害の後、被災地域に入り、精神科医療および精神保健活動の支援を行う専門的なチームのことを言います。今回の石川県の地震でもDPATの方々が現地で支援をされていらっしゃいます。
DWAT(DCAT)は、災害時の福祉支援を担う民間のチーム。DCAT(Disaster Care Assistance Team)と表されることもあります。社会福祉士、介護福祉士、保育士などの福祉専門職の方が高齢者や障がい者、子どもなどの避難所での福祉支援や生活機能の低下が招く健康二次被害の防止の支援をされていらっしゃいます。
今、ちょうど災害心理支援の勉強をしている中で「支援」の難しさを改めて感じています。やりすぎは迷惑だし自立を妨げてしまうことにもなりかねない。押し付けにならないように、など専門の方ほど基本をしっかり考えてすすめられていることがわかりました。
多くの方は自分で立ち直っていく力を持っている、それを信じる事も大切だと。災害等を目にすると「何かできることがあれば」という気持ちになる方は私も含めて多いと思います。それが特に思い入れのある地域や友人家族親族がいる、支社があるなど関りのある場所であるほど思いは大きくなります。
DPAT・DWATの方々がDMATのチームのように頑張ってくださっている事実を知ることも大切ですね。