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[#007]JpGU学生優秀発表賞受賞報告と今後の抱負

こんにちは、ちーがくんと申します。
大学院で地学を研究する傍ら、地学の魅力や重要性について発信活動をしています。

第7回となる「ド文系ちーがくんが理転して理学博士になる旅」では、理学博士までの道のりの足跡として、学会での受賞報告をさせていただきます。

この度、5月に行われた地学系全般が集まる学会JpGU2024学生優秀発表賞を頂いたことをご報告させていただきます。

初めての参加だったので、このような栄誉を頂けたことに、本当に驚きと感謝でいっぱいです!

この度の受賞に際して、賞をいただけた要因について自分なりに考えたことを少しお話させていただきたいと思います。ただ1つの賞を受賞しただけの未熟な私が発信するのは少しおこがましいかもしれませんが、何かの参考になればと思い、書かせていただきます。

まず、私が今回このような賞を受賞できた要因は大きく二つあると考えています。

1. 熱中できるものを見つけたこと

一つ目は、熱中できるものを見つけられたことです。私自身、研究をしていて、決して手際が良いとは思えません。むしろ不器用で、他の人が1の時間で終わるところを、私は10や20の時間をかけてようやくできるといったことがしばしばです。それでも、私は研究に対する情熱だけは誰にも負けない自信があります。

もともと数学が大の苦手で、高校2年生の終わりまで文系コースにいました。

地学は好きだけど、大学で地学を学ぶなんて自分には無理かも…という思いがありましたので、理転して、今こうして地学の研究をしていること自体が私にとってこれ以上ない幸せです。

日々、自分の研究を通じて身の回りの疑問を解き明かしていくことが、何よりも楽しいです。

熱中できるからこそ、研究が大変だとかつまらないと感じたことは一度もありません。むしろ、次々と気になることが見つかり、自然と解析が進んでいく。その過程が本当に楽しいですし、その環境を提供してくださる研究室の皆さんにも心から感謝しています。

こうして「熱中できるもの」を見つけられたことが、手際の良さやスピードに関係なく、私を支え続けてくれていると感じます。今回初参加のJpGUで学生優秀発表賞を頂くことができたのも、この熱中があったからこそだと思います。

2. 発信活動を通じて学んだ「伝える力」

二つ目は、ちーがくんとしての発信活動を通じて「伝える力」を磨いてきたことです。私はちーがくんとして地学に関する情報発信を続けてきて、4年ほどになります。

その中で、どうしたら地学の魅力をわかりやすく、そして面白く伝えられるかを常に考えてきました。特に、地学に詳しくない方や初めて学ぶ人にも理解してもらえるように工夫することについては、(今もまだ試行錯誤中ですが)考えて、実行してきた自信があります。

その過程で、相手の立場に立って考える力が少しずつついてきました。

例えば、相手がどこでつまずいているのか、どの言葉が理解しにくいのかを意識しながら話すことで、より効果的に情報を伝えることができるようになりました。

スライド作成の際も、これまで作成してきた図解を通して力を磨くことで、わかりやすく伝えられたのではないかと感じています。

このような経験が、今回の学会発表でも活きたのではないかと思います。専門外の方にも地学の魅力を伝えられるように努めた結果、少しでも多くの方に理解していただけたのではないかと感じています。

とはいえ、この点はまだまだ磨けると感じているので、これからも磨き続けたいと思っています。

今後の抱負

今後の抱負として、まずは今後とも地学に熱中していき、より質の高い研究を行っていくこと、現在執筆中の論文のアクセプトを目指していきます。

また、「伝える力」をさらに磨いていきたいと思っています。発信活動を通じて自分の考えや成果を分かりやすく伝える力をさらに高めることで、より多くの方々に地学の楽しさや重要性を感じていただければと思います。

最後に

今回の受賞は、私にとって大きな励みとなりましたが、それ以上に、「熱中できるものを見つけること」と「相手に伝える力を磨くこと」の大切さを再確認する機会となりました。

ぜひ本記事をお読みの皆さんも、自分が本当に熱中できるものを見つけ、その過程を楽しんでください。また、その魅力を他の人にどう伝えるかを考えることや発信することも、必ず自分の成長に繋がります。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

今後も、さらなる挑戦を続けていきますので、理学博士となるまでの旅を応援していただける方はフォロー、スキ、コメント等で応援していただけるととても励みになります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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