12/4 ハボタン
ハボタン 物事に動じない、祝福、利益
何事にも冷静でクールな人ってどの世代でも憧れの象徴の例に挙げられますよね。だけど当事者近辺の人、家族や幼馴染などからしたらその人はどう映っているのだろう。「物静かな子」「手がかからなくて助かる」「可愛げがない」「何を考えているかわからない」はたまた「愛想がない」と思われてるのかもしれません。ここまで書いていてポジティブに捉えられてる要素がないような気がするけどそこの所どうなのだろう。
私も物語のキャラクターで惹かれるのは冷静沈着、クール系、寡黙だけど、どのキャラも親兄弟、またはクラスから一歩距離を取られていた。
当の本人はたいてい「そんなもん」と捉えていてそれは諦めであるし無関心でもあった。彼らは人間に興味がないのか、人間関係のキャパシティが狭いのか、パーソナルスペースが強固なのか、はたまた全てにおいて無関心なのかどれに当てはまるのだろう。
現代人の特徴として囁かれる「人間関係リセット癖」とは別の情が湧き出ているのだろう。それは孤高に近くて遠いものかもしれない。