日記(M-1とワールドカップ、12月19日)
昨日のM1は放送が終わってからバイアスありで観た・・・笑
今までやったことがなかったから非常に楽しめた。
YouTube上で観たので判定(特に山田邦子について、笑)についてはよく分からないが、至極妥当な結果のように思えた。
ウエストランド優勝おめでとう!
私にも共感できる部分が多々あり、とても面白かった。
あれは単なるゲス漫才、悪口漫才ではない!
何となく言いたいことだけど(笑)、あまり人前で言えないことを「あの場」で豪快に語ったことが特徴的(魅力的)だった。
特に「R-1」より「M-1」の方が価値のある大会である、と言い放ったのは素敵なシーンであった。
あれは運営さん、R-1の価値について考えて下さいよ、ということを暗に示している。
(そこには芸人仲間に対する優しさが垣間見えた・・・)
アナザーストーリーにしてもM-1を「感動物語」に仕立てあげているメディアを痛烈に批判している(昨年の「錦鯉」は露骨すぎた、母までテレビに出る始末)。
M-1はゴールではない、
スタートである。
近年、芸人さんたちはその「不条理」を何となく理解してきた。
別に優勝せずとも優勝者よりも売れている芸人はたくさんいる!
劇団員の境遇についても同様。
彼らは料金を高額に設定しないと食べていけないのだ。
コント芸人の私生活も同じ。
仲間内にそのような苦しい環境があることを世に上手に伝えた。
(タイトルについてはラーメンズ、東京03のようなコント師に対する皮肉混じりかと思いきや、別にそんなことはない。最近はコント番組が少なくなった。クイズやひな壇トークが主流に!「アメトーク!」の「〇〇芸人」だってアイドルと変わらない「しゃべり」の個性作りだ。)
お笑いのインテリ化(芸術化、知識人化)を多少危惧しているようだが、
そこにも「尊敬の眼差し」(苦しい環境中で知恵を振り絞る、茨の道だけど)が見えた。
(ピン芸人、コント師。その選択を取ること自体が凄い、尊いのだ。)
とはいえ、アンジャッシュ、陣内智則など漫才で売れたわけではない芸人も存在する。
(後に、彼らもひな壇芸人から司会業に移った。)
吉本の笑い=王道vs他はもはや鉄板ネタ(笑)
(東西の笑いや構造の違いについてはナイツ塙の本を読むとよく分かる。)
決勝10組目のネタについて。
アイドルのくだりもまた秀逸であった。
これはアイドルの使い捨てや「個性」の押し売りの問題を皮肉っている。
(私から見たら現状告発の愛情漫才に見えた。それが決勝のネタにもつながった。)
YouTuberは先行者に利益があるので、現在のような群雄割拠状態では過激な言動や行動をとらない限り目立つことは不可能だ。
そこは修正していく必要がある。
社会問題も巧みに取り扱っていた。
大金のくだりは不登校児で有名になった「ゆたぼん」がその典型例であろう。
拝金主義と教育倫理の問題をどう扱うか、また売れっ子YouTuberの活躍期の短さ、一方で売れない芸人のYouTuber化問題も軽く示唆していた。
続いてはワールドカップの感想。
ワールドカップ決勝はアルゼンチンの方を応援していたので、延長後半とPK戦にたいへん興奮した。
メッシがトロフィーを掲げたシーンは未来永劫サッカー史に残るであろう。
次回はエムバペ(ムバッペ)のリベンジ(活躍)に期待したい!
参考動画)
結成14年。安心して見られた。
ハイ、お笑い分析するうぜーファンなり!笑
(毒舌の人は裏ではメチャクチャ優しいと聞く。有吉、マツコ、坂上忍ほか、笑)
私も研究生活14年目。
(甲子園のような、それよりももっと深い)大物選手たちの涙に感動した。
やっぱり(笑)私にはリスペクトに感じました!
(2022.12.19)