『サピエンスと馬:競馬の誕生』(仮)
参考文献を少し集めてみた。
これからはnote(ノート)を日記(ブログ)として使っていこうと思う。
先行研究は『サピエンス全史』、『Humankind 希望の歴史』、『文明の生態史観』、『世界史』、『戦争の世界史』等になる。
サピエンス全史ではあまり馬との関係は論じられていなかった(上巻の一部くらい)。
文明の生態史観でも馬の拡大、性能について深く述べられていない。
世界史や戦争の世界史は馬が登場するものの馬自体が主題ではない。
人類と馬の関係を(最も人間に酷使された動物という形態を取りながらも基本的には)善的なものとして捉えたいから希望を描く。
とはいえ、論語がベースにあるから久しぶりにガチガチの哲学を書くことになる(笑)
【哲学・思想】
金谷治訳注(2001)『論語』 岩波文庫
【競馬史】
長島信弘(1988)『競馬の人類学』岩波新書
山本雅男(1997)『ダービー卿のイギリス:競馬の国のジェントルマン精神』PHP新書
山本雅男(2005)『競馬の文化誌:イギリス近代競馬のなりたち』松柏社
山本雅男(2013)『イギリス文化と近代競馬』彩流社
本村凌二(2001)『馬の世界史』講談社現代新書
本村凌二(2016)『競馬の世界史:サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』中公新書
(日本中央競馬会関係は除く。)
競馬制度研究会編(編集協力農林水産省畜産局競馬監督課)(1992)『よくわかる競馬の仕組み:改正法施行後の新しい競馬制度』地球社
萩野寛雄 (2004)『「日本型収益事業の形成過程」:日本競馬事業史を通じて』早稲田大学大学院政治学研究科博士論文
【サラブレッド】
野村晋一(1985)『サラブレッド』新潮社
山野浩一(1990)『サラブレッドの誕生』朝日新聞社
ウィレット、P.(1978)『サラブレッド』日本中央競馬会訳、日本中央競馬会
日本ウマ科学会(2013)『ウマ大図鑑』PHP研究所 ※サラブレッド種
(サラブレッド・ビジネス入れるか悩んだ。)
【世界史】
マクニール、W.H. (2008)『世界史(上・下)』増田義郎・佐々木昭夫訳、中公文庫
マクニール、W.H. (2014)『戦争の世界史:技術と軍隊と社会(上・下)』高橋均訳、中公文庫
梅棹忠夫(1967)『文明の生態史観』中央公論社
ユヴァル・ノア・ハラリ(2016)『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福(上・下)』柴田裕之訳、河出書房新社
ルドガー・ブレグマン(2021)『Humankind 希望の歴史:人類が善き未来をつくるための18章(上・下)』野中香方子訳、文藝春秋
(あまり大きく広げない)
【日本人と馬】
澤崎坦 (1987)『馬は語る:人間・家畜・自然』岩波新書
兼平賢治 (2015)『馬と人の江戸時代』吉川弘文館
久慈勝男 (2016)『日本人と馬の文化史』文眞堂
佐々木虔一・川尻秋生・黒済和彦 (2021)『馬と古代社会』八木書店
蓮池明宏(2020)『「馬」が動かした日本史』文春新書
高草操(2020)『人と共に生きる日本の馬』里文出版
馬の博物館編(2012)『特別展 近代競馬150周年記念 くらべ馬展』馬事文化財団
長塚孝 (2002)『日本の古式競馬:1300年の歴史を辿る』神奈川新聞社
早坂昇治 (1987)『競馬異外史:Sports of Kings ヨコハマ上陸』中央競馬ピーアール・センター
早坂昇治(1989)『文明開化うま物語:根岸競馬と居留外国人』有鱗堂
など
【馬と人、多機能性】
宮崎正勝(2015)『「空間」から読む解く世界史:馬・航海・資本・電子』新潮新書
デイヴィッド・W・アンソニー、(2018)『馬・車輪・言語:文明はどこで誕生したのか(上・下)』、東郷えりか訳、筑摩書房
ブロック、J.C. (1996)『馬と人の文化史』桜井清彦・清水雄次郎訳、東洋書林
デイヴィス、C.(2005)『馬と人の歴史全書』別宮貞徳訳、東洋書林
フォーレスト、S. (2017)『人と馬の5000年史:文化・産業・戦争』松尾恭子訳、原書房
網野善彦・森浩一(1999)『馬・船・常民:東西交流の日本列島史』講談社学術文庫
など
【イギリス文化と賭博、気質】
多木浩二 (1995)『スポーツを考える:身体・資本・ナショナリズム』ちくま新書
池上俊一 (1994)『賭博・暴力・社交:遊びからみる中世ヨーロッパ』講談社選書メチエ
小林章夫 (1995)『賭けとイギリス人』ちくま新書
小林章夫 (2004)『イギリス人は何にでも賭ける:そのチャレンジング・スピリットの由来』亜紀書房
石川謙次郎(1993)『変わるイギリス変わらないイギリス』NHK出版
ミルワード、P. (1978)『イギリス人と日本人』別宮貞徳訳、講談社現代新書
など
【スポーツの歴史と帝国主義】
グットマン, A.(1997)『スポーツと帝国:近代スポーツと文化帝国主義』谷川稔他訳、昭和堂
エリアス、N. & ダニング、E. (1995)『スポーツと文明化:興奮の探求』大平章訳、法政大学出版局
有賀郁敏他編 (2000)『スポーツ』ミネルヴァ書房
坂上康博・中房敏朗・石井昌幸・高嶋航編(2018)『スポーツの世界史』一色出版
新井博編(2019)『スポーツの歴史と文化』道和書院
(ここは苦手な部分)
【その他】
農林水産省関連資料「馬をめぐる情勢」令和2年5月https://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/attach/pdf/sonota-29.pdf
馬の叢書シリーズまで手を出すと、
とんでもないことになってしまうので現時点ではこのような感じに・・・
(2022.7.27)
え?
なぜ「ウマ娘」の画像がですか?
また出てきます(笑)
(2022.12.10)