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自由



生きろと言われる方がしんどい時がある


自由とは制限の中にあった


自分とは人とのつながりの中にいた


それでも人の中でガンジガラメになって、息苦しくて抜け出したかった。しかしその先には、

孤独という世界が広がっていた。


きっとちょうどいい関係性は、身勝手で自己中な夢の中でしか生きられない。だれかが何かを常に我慢しながらでないと、人は存在できないのだ。それは普通のことだ


ある人は、「なにもかもから解き放たれたい」と言った。


未熟で無知で純粋だった


少しだけ社会の中で我慢することを覚えた自分には、それが一瞬だけ我儘に見えてしまった。でも、確かに理解できる。

人間とはそういうものだ。

みんな自分のことだけ考えて生きていたい。

自分が一番大切だからだ。


自分だって自己中心的に振舞うことだってある。それでも、人のぬくもりに触れたときの感触は、この世に存在するどんな高価な物よりも価値があるものだと気づいたから。

こころを通わせること、

傷を温め合うこと、

助け合うこと、

愛を与え合うこと。

どんなかたちでもいい、自分でない誰かとでないと絶対に叶えられないのだから。


わたしたちは、一つ一つの愛と引き換えに自由を解き放つ


人はめんどくさくてあたたかく、

時に残酷だ



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