ポチエ真悟/Shingo Potier de la Morandière

Impact HUB Tokyo, ALL ARTS Foundation 共同設立者…

ポチエ真悟/Shingo Potier de la Morandière

Impact HUB Tokyo, ALL ARTS Foundation 共同設立者。 思想やパッションを空間や事業で表現する、また表現したい人をサポートしています。 イノベーションアーティスト。思想家。

マガジン

  • #IHTのオピニオン

    • 7本

    主に共同創業者の二人が「槌屋のとある視点」と「ポチエの一言」と題して時事問題や社会に対しての持論を綴ります。

  • 移住とリモートワーク

    • 13本

    都会と地方のシームレスな移動、移住と生産性、リモートワーク、ワーケーションの仮説検証、そして自然からシステム思考を学ぶこと、など移住とWork at homeについてのマガジンです。

最近の記事

今後日本が住みやすい国になる理由

先日近所の学校(グリーンヒルズ小中学校)で、もう30年近くインドの貧困問題や女性差別問題の分野で活躍しているご夫妻を子供たちに紹介し、少しディスカッションすると言う場が設けられ、自分も参加し、お手伝いをした。 子供たちをみていると色々感情的になってしまう自分がいた。まず、そこの学校の子供たちのSituational Awareness が高いと言う点で感動した。自然の中にある学校だからなのか、自分達が今どういった力の中で生活をし成長していっているのかを皆知っている様に見えた

    • Johnny Deppの裁判で過去に受けたDVを思い出す

      Johnny DeppはEdward Scissorhands (シザーハンズ)で知り、一味違う役者だなと思っていたけど別に大ファンではない。なので、なぜ最近行われた元妻との裁判に見入ってしまったかがしばらくわからなかった。暴力で傷ついている、ただ我慢するしかないものすごく複雑な苦痛が垣間見られる様な裁判だった。 裁判が終盤に差し掛かった頃、なぜ会った事も特に大ファンでもない二人の役者の離婚がここまで気になるかがようやく分かった。過去に自分もDVを受けていたな、と、恐らく初

      • 人類のピークアウト

        (image by Getty Images) 彼がSmooth Criminalを歌っていた頃は私は別に彼のファンでもないし、あまり気にもなっていなかったけれど、今見ると彼のプロフェッショナリズムと感性に惚れ惚れする。 ただ同時に悲しいのは、もう彼の様なエネルギーの塊の様な人を見ることはないのかもしれないと思う事。 伝染病への反応を見ていて、ここ10年ぐらい考え続けている事が自分の中で少し言語化されたので記録に残す。技術面でも哲学的にも、文化的にも人類はもしかしたら30

        • ** 求人です。ぜひ拡散してください。** ここ2−3年考えていた事を形にしていくメンバーを探しています。 未来の働き方、暮らし方、遊び方などに興味があり、それを空間や事業で表現してみたいと言う人を探しています。 https://shigoto100.com/2021/04/hubtokyo-4.html

        今後日本が住みやすい国になる理由

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        記事

          移住に成功したければ、とにかく質の良い情報を探せ

          今日地元の不動産会社とした世間話の内容がなんとなく腑に落ちるがモヤモヤが残る。 とにかく311以来の多忙期らしい。持っている在庫はほとんど売れてしまい、久しぶりに売却物件を探しに行かなければいけないらしい。 ただ売れていく物件のほとんどが大幅なアップグレードを要する物件。売る方も仕方なくうるが、冬になってクレームをつけられるのが嫌なのが本音。 以前にもパートナーがインタビューを受け記事になったが、今、地元の行政をはじめ、全国の行政が大規模な移住について全く向き合えていない

          移住に成功したければ、とにかく質の良い情報を探せ

          自然と向き合う = 知識と感性のバランス。

          自然の宝庫 大切な森林 この手で守る 日本の山など行くと必ず見るこの手の看板。 人間が森を更地にして、コンクリートジャングルを作ろうと、地球規模、宇宙規模で見ればそこはまだ自然。 宝庫とか、大切という表現を使うからヒトと自然には距離が作られ、ヒトが持つ自然への依存性がぼやかされるのではないか? 「この手で守れる」かどうかも不明。自然のプロトコルがあり、宇宙の法則があるわけで、人間がどう考えていようと、それは変わらない。それらはいくら勉強しても、複雑すぎて一人のヒトには理解で

          自然と向き合う = 知識と感性のバランス。

          自由、Freedom、Liberty、何でもいい

          初めて渡英した頃、何かあればすぐデモが勃発し、あちこちで暴動も起きていて、ある意味みんな自由だった。今のイギリスは、物凄い監視社会。至る所に警察の監視カメラがあり、警察の権力がどんどん増えている。最近また更に法が改定され、デモをするだけで逮捕されやすくなった。 日本もその傾向はある。 コロナで一番強く感じたことは、今後、もっと真面目に自由について議論をしていかないとかなりまずい事になるだろうということ。個人の自由をやたら増やせと言う話でもないし自由の定義の話でもない。 自由

          自由、Freedom、Liberty、何でもいい

          ここ数十年、人々の想像を超える建築がないよねと言う議論を今日した。理由は奴隷制度がない現在ではプロジェクトの規模に限界があるのでは?となった。いや現在でも奴隷はかなりいる。自由が無いことに気付いていない奴隷や、刑務所で無償で働かされいる人々はかなり居る。 #現代の奴隷

          ここ数十年、人々の想像を超える建築がないよねと言う議論を今日した。理由は奴隷制度がない現在ではプロジェクトの規模に限界があるのでは?となった。いや現在でも奴隷はかなりいる。自由が無いことに気付いていない奴隷や、刑務所で無償で働かされいる人々はかなり居る。 #現代の奴隷

          氷と光 Ice and light #氷柱 #光 #風花 #透き通る #一期一会 #山暮らし #icicles #light #snowflakes #transparent #carpediem #mountainlife

          氷と光 Ice and light #氷柱 #光 #風花 #透き通る #一期一会 #山暮らし #icicles #light #snowflakes #transparent #carpediem #mountainlife

          群れの一部になり何かをフォローせずにはいられない人達と、もうそれを必要としていない人達と。 clubhouse現象で何を振り切らなければいけないかが見えてきた。最初は、あれに乗っかるには単純にダサいと感じ、その後の分析で、あれは他の新SNSと何も変わらない情報吸上げ機だと理解する

          群れの一部になり何かをフォローせずにはいられない人達と、もうそれを必要としていない人達と。 clubhouse現象で何を振り切らなければいけないかが見えてきた。最初は、あれに乗っかるには単純にダサいと感じ、その後の分析で、あれは他の新SNSと何も変わらない情報吸上げ機だと理解する

          最近、周囲の一定の年代のいい歳をした大人達がclubhouse騒ぎに踊らされている。それを使わざる得ない理由を一生懸命説明したうえでフォロワーお願いします、とくる。見ていて思う。やはり自分の意思がどれだけ自由であるかが重要だと。人は何かをフォローしていないと不安になる様だ。

          最近、周囲の一定の年代のいい歳をした大人達がclubhouse騒ぎに踊らされている。それを使わざる得ない理由を一生懸命説明したうえでフォロワーお願いします、とくる。見ていて思う。やはり自分の意思がどれだけ自由であるかが重要だと。人は何かをフォローしていないと不安になる様だ。

          ボタンやスイッチは残して

          機械工学を勉強するほど機械は好き。特に美しい機械は好き。一つ自分の中で、結構長い間考え込んでいる現象がボタンやスイッチについて。 美しい機械には美しいスイッチやボタンが必ずある。ボタンやスイッチが担っている人間とのインターフェイスはすごく重要。 今後、コスト削減や自動化のためにボタンやスイッチが消えていくのは仕方がないと思っている。ただ、どんな変化でもそうだが、やりすぎなほどに今、ボタンが消えていっている気がする。 車のデザインほどお金をかけているものはないと言われている

          移住に新しい価値を見出すー 変わっていく「移動」の概念と生産性の話

          今回のブログでは、移住を考えている人が必ず考えるであろう「移動」というトピックについて投げかけてみたい。 新幹線通勤が日常化する私たちもそうであったけれど、都会から移住する場合、必ず東京やその他の都市部への「移動手段」が最重要事項になってくる。私たちの場合、飯綱高原に住んでいるので、まず、車で長野駅近くの駐車場まで行き、駅まで歩いてから北陸新幹線に乗る。自宅から東京駅まで2時間位だ。 (画像:wikipedia.org 北陸新幹線) 私の上質な「1時間20分」長野ー東京

          移住に新しい価値を見出すー 変わっていく「移動」の概念と生産性の話

          なぜ新築ログハウスを選んだのか(哲学編)

          私は、地域や自然に敬意を払いながらログハウスの設計にも携わってきた。 そこには私が思う「100年住める家を建てる」哲学がある。 最近の世間の傾向として車でも家でも所有はせず借りる、または必要に応じて利用料を払うと言った考え方が増えている。(所有しないことが当たり前の世の中で、表現と継承のためにログハウスを建てた話)そんな中、質のよいものを超長期を見越して、地域や自然に対する責任を持って家を建てることに私は非常に興味があったのである。 (画像:www.tyrol.com 築

          なぜ新築ログハウスを選んだのか(哲学編)

          なぜ新築ログハウスを選んだのか(工法編)

          ログハウスに3つの建築工法があることを知っている人は 少ないかもしれない。 私は、飯綱高原で新築ログハウスを建てて2年になる。 (北信移住2年経過ー具体的な移住イメージとしてー) 新築にするか中古にするか、ログハウスにするか日本家屋にするかなど、 さまざまな選択肢の中で土地選びと建築工法の選定はものすごく慎重に行ってきた経緯がある。 自分が実際にリサーチしていて、本当に欲しい深い情報がなかなかなかったこともあり、リサーチ方法や、結果的にログハウスを新築で建てることになっ

          なぜ新築ログハウスを選んだのか(工法編)

          所有しないことが当たり前の世の中で、表現と継承のためにログハウスを建てた話

          シェアリングエコノミー絶盛期にログハウスを購入した理由  私は東京から長野に移住をして暮らしている。移住をした頃は、シェアリングエコノミー推進派が絶好調な時期で、多くのシェアリングエコノミー型の住まいや事業所が軒並み立ち上がっていた。今でもまだ増え続けている印象である。そんな中、私は長野の飯綱高原にログハウスを新築で建てたのだ。背景には実に沢山の考えがあるが、根底にあるのが所有への責任である。音楽や車、家などシェアすることが選択肢として当たり前になっている中、私が思う移住と

          所有しないことが当たり前の世の中で、表現と継承のためにログハウスを建てた話