やりがいと愛着を感じる会社を作る Vo4.
ザ・ドリーム・マネジャーが愛読書に
推薦された「ザ・ドリーム・マネジャー」を読み終えて数か月が経過。
この期間にも何度か手にするお気に入りの本になった。
シンプルな原理原則がわかりやすく書かれているからだと思う。
弊社の企業理念は「R&Eビジネスの創造を通じて社会と社員の生活向上に貢献します」である。
社会貢献はもちろん、社員の生活向上に貢献する会社でありたいと思っている。
そんな企業理念を掲げる私に先輩経営者が紹介してくれた本が「ザ・ドリーム・マネジャー」だ。
気付けば「会社視点」に
会社経営は様々な猛威の中で突き進む『船』に似ている。
同じ『船』に乗る仲間、、、そんな言葉は聞いた事があると思います。
航海に出れば、波が穏やかな日もあれば、荒波を行く日もあるのと同様に経営も同じ。
※何年も連続増収増益の会社であっても課題は存在する。
厳しい時こそ、経営者としての器が問われるもの。
「会社視点」で存続するため、「圧倒的な危機意識」を持って経営することは経営者の責務。でも、「圧倒的な危機意識」は「従業員視点」を失われてしまう瞬間にもなり得ると私は思う。
だからこそ、厳しい時こそ、経営者としての真価が問われると思っているけど、経営者も所詮は同じ人間。
本気で「従業員視点」に立つ努力をするとコミットしない限り難しいと思っている。
目標は力づけ
弊社の社員の皆は会社のビジョンを叶えたいと思ってくれてジョインしてくれている事は理解している。
でも、入社前から持っている自分の夢やビジョンも併せて大事にして欲しいと思っている。
「目標は力づけ」と先輩経営者の言葉から引用させていただいた。
「思い」のマネジメントに当たる。
いかに社員の士気を高め、一体感を持って課題解決に向けて仕事ができる環境を用意できるのか、経営者やマネージャーにとって大きな課題だと個人的には思っている。
誰でも「会社の目標」以外に「個人の目標」があるはず。
☑家を購入したい
☑子供を進学させたい
☑車を買い替えたい
☑旅行に行きたい
☑結婚したい
☑資格を取得したい等
皆さんも色々な夢があると思います。
目標を書き出してみると、多くは「経済合理性」を優先して設定している事に気付く。
そう、自分や家族の年収によって目標自体が変わる目標を掲げている事が多い。※経済合理性に関係ない目標ももちろん、存在しています。
目標を書き出し、見る事で、今の自分とのギャップを感じる事ができます。
これが「力づけ」になっていると思っています。
ドリームマネジャーの存在価値
そうは言っても「ギャップ」が大きく、「かけ離れ過ぎた目標」を掲げてしまうと「逆効果」もあるんじゃないかなと思います。
目標設定が上手な人、下手な人っていると思います。
目標を設定する際、できる限り小さく、刻むような目標を持つ事で日々の「力づけ」になると言われています。
しかしながら、「未経験や未体験の目標」を掲げることが多いと思います。経験を積んでいる先輩が目標設定を伴走できる「コーチ」のようになれたら良い目標設定ができるようになると思います。
これが本著で紹介されている「ドリームマネジャー」だと思います。
数名の小さな会社なら制度もなく、機会もなく、「互いの夢」を夜な夜な言い合いながら「未来」を創っていけるし、創ってこれたと思う。
組織として「ドリームマネジャー」の必要性を感じることが出来た一冊でした。
まずは我こそ、「ドリームマネジャー」になる気概で従業員一人ひとりと向き合っていきたいと思います。
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