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マイクロプラスチックによる海洋汚染問題が最近も複数のメディアで取り上げられている。
ファッションアイテムをリユースする事業を展開している弊社ですが、海洋汚染問題に化学繊維のアパレルが影響を及ぼしている事実を知り、ショックを受けました。
化学繊維の生地を用いた衣類を洗濯すると摩擦により、剥離した生地がプラスチックファイバーに姿を変え、排水路へと流出、最終的にマイクロプラスチックに形を変え、川や海へと流れていく。
それは、海洋生物の口に入り、最終的には人体に取り込まれている事実を無視しながらは生活できない。

洗濯時の「マイクロプラスチック流出」対策

先日、ドイツの非営利団体が開発した「グッピーフレンド」という洗濯ネットの存在を知りました。

この洗濯ネット、フィルターが付いており、「プラスチックファイバー」がたまるように設計されていて、洗濯時の「プラスチックファイバー流出課題」を防止する役割を担えるマイクロプラスチック対策商品です。

洗濯ネットが100円ショップで売られている中、なかなか良い値段がする印象を受けましたが、サステナブルな製品を選び、購入して使用することで得られる心の満足や豊かさもあると思います。

代替品はないのか?


前述のように「グッピーフレンド」のウォッシング・バッグ、私も欲しくなってきましたが、素材を少し調べてみました。

マイクロプラスチックになりにくいナイロン製であることがわかりました。

そこで、シンプルにマイクロプラスチックになり難い素材を使用した洗濯ネットであれば代替品になり得るのではないかと思いました。

あった「プロデュースバッグ」を代替品に


海外では日常として使われている布製の「プロデュースバッグ」に注目しました。

プロデュースバッグは野菜を入れる布製のバッグですが、エコバッグとは用途が少し異なります。

プロデュースバッグは「メッシュ素材」か「メッシュでない素材(普通の布)」のタイプに別れますが、「メッシュでない素材(普通の布)」に洋服を入れて洗濯すればマイクロプラスチック流出に一役買ってくれます。

※メッシュ素材でも目が細かければ洗濯時に衣服から抜け落ちる繊維くずが海へ流出するのを防止できるので効果あり。

普通の洗濯ネットでも効果有り


普通の洗濯ネットでも洗濯時に衣服から抜け落ちる繊維くずが海へ流出するのを防止はできるそうですので、洗濯する時に出来る限りネットに入れて洗濯をするだけでエコというか、環境に優しいことなのだから、意識して洗濯してみようと思います。

私はSDGSに対する取り組みとして、開発途上国の支援活動や一部、古着のアップサイクル製品の販売も行っている若手の活躍するリユース企業の代表を担っております。
24卒(新卒採用)、中途採用、キャリア採用を行っております。
ご興味ある方は以下のリクルートサイトをご覧ください。


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