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ビジョナリーカンパニーへ

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偉大なるビジョナリーカンパニーであり、エモーショナルカンパニーを創りたい。そんな想いの源泉である「価値観」や「ビジョン」「パーパス」「生き方」「あり方」そんな想いを経営しながら綴…
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#新卒採用

年輪経営 Vol.71

「年輪経営」をご存じの方も多いと思います。伊那食品工業様の企業戦略で有名な言葉です。 木が年輪を重ねるように、少しずつ確実に会社を成長させる経営を「年輪経営」と呼び、実践されています。 「会社は社員を幸せにするためにある」「人件費はコストではなく、会社の目的そのもの」「急成長は敵」などの考え方で経営、創業以来48年連続増収増益という実績を残した常識はずれの企業戦略です。 私たちのような店舗ビジネスは売上も粗利(売上総利益)も前年比150%以上などの成長率の達成を目指せば

会社経営はアートのようなもの Vol.69

「会社経営ってアートのようなものだ」と相談役が言われる。 そうだ。 真っ白なキャンバスに「この事業をやろう」という絵を描く。 1人で始まり、2人、3人と組織へと変わる。 変わる中で色々と足りないものに気付き色を足す、上描きしていく。 時にはリセットもある。 そして絵に見えてきたころ、結節点となる、ミッション、ビジョン、バリューを再定義したり、燃え上がるようなモチベーションを醸成、コミュニケーションを活発に重ね、摩擦しながら、成熟して絵が完成する。 完成したなぁと

決算賞与制度を導入、年収トップクラスのリユース企業 Vol.65

今月は決算月。 2006年4月に法人設立した弊社は今期で18回目の決算を迎えています。 お陰様で増収増益で着地する見通しです。 弊社は企業理念に基づき、営業利益の年間予算を超えた分の約30%を従業員に還付するという評価制度を定めています。 なので、好決算の見通しが立った時点で、従業員の顔も緩み始めるわかりやすい会社です(笑)。 決算賞与の配分ルール 経営者仲間にも質問されるのが、「決算賞与」の原資が決まった後、どうやって従業員に配分しているのか?ということ。 弊社

18期 入社式&社員総会 Vol.45

株式会社スタンディングポイントならびにIGグループの入社式と社員総会が4月4日(火)に執り行われました。 グループ17名、無事に入社してきてくれました。 入社式 グループの社員、約250名の前で抱負を述べてくれた新入社員の皆さんの写真です。 皆さん、随分と緊張していたように思いますが、それでも明るい声で挨拶をしてくれました。 娘と年齢も変わらない為、息子や娘のように見える私からすると無事に終わってくれ、、、という願うのような感じで見守っていました。頑張りましたね👏 祝

創業21周年、設立17期を終える Vol.44

明日、3月31日をもちまして、弊社は創業21周年。会社設立17期目を終了します。 弊社は上場企業ではありませんが、透明性の高い、従業員が自分の子供にも胸を張って良い会社だと思って経営してきました。 設立17期目を無事に終える事ができるのは、ご来店くださるお客様、社会に必要とされる仕事であり、従業員1人1人が誇りに感じられる仕事に創意工夫してくれていること、これを愚直に続けてきてくれているからこそ。 そして上場審査に対応できるぐらい綺麗な管理会計も当たり前ですが、自慢できる事で

自社のワークライフバランスって Vo1.39

ワークライフバランスとは、仕事とプライベートを両立するライフスタイルのこと。ワークライフバランスとは、仕事と生活の調和を意味する言葉。 仕事だけに重きをおくのではなく、育児や介護、さらには趣味や学習といった時間を充実させることで、両方のバランスを取るライフスタイルを指す。 ワークライフバランス推進企業の取り組み推進企業を調査した結果、主な取り組みは以下の通り。 弊社の実態育児、介護休暇制度 育児休暇制度の利用者は複数名いらっしゃいます。最長2年まで幼稚園の兼ね合いもあり

求められるスキルの変化 Vol.37

23歳、創業時。 求められるスキルは圧倒的な業務スキルだった。 それもそのはず。 グループとして初の小売業。 お店も商品やサービスもゼロから提供するのは23歳の私と自身で面接したアルバイトさん。 看板を掲げて地域に店を出すものの、信用もないし、コネもない。 信用を集めるために必要なスキルは圧倒的な業務スキルだった。 立ち上がるものが立ち上がり、軌道に乗り始め、正社員の部下が増えた頃、求められるものが変わった。自身の葛藤との対峙、そして未知な体験の連続。圧倒的な業務スキルからマ

品格を磨く Vol.36

過去、グループの社員総会でご講演いただきました高野さんの名著「品格を磨く」を改めて読み直し、改めて感じたことをシンプルにまとめました。 捨てるべき「私」と「我」リーダーとして捨てるべきものに「私」と「我」がある。 「修身」に触れ、リーダーとしてどう身を修めていくべきなのか、改めて理解が進みました。 ☑人としてあるべき当たり前の姿に先ず、身を修める。 ☑他者の想いを修める。 ☑人の役に立つために身を修める。 そんな考え方ができる人が大人であり、大人になることで「私」と「我

組織の底上げは不可欠 Vol.31

「組織の成長はトップで決まる」と言われますよね。 これはトップのビジョンや考え方や性格などが組織に大きく影響するという事が起因しているからだと思います。 また、ヴィルフレド・パレート氏は「パレートの法則(2:6:2の法則)」はどんな組織や集団であっても、優秀な人が2割、普通の人が6割、貢献度の低い人が2割で構成されるという法則を提唱されています。 そう、組織は「トップ」と「底」で決まると思って組織論を考えてみる。 会社なら社長、店舗なら店長、チームならチームリーダー、そして「

マインドフルネスは社名の由来 Vol.29

おはようございます。 珈琲の豆を挽いてドリッパーでcoffeeタイム。 これが最近のモーニングルーティン。 なんだか流行りのマインドフルネスのプログラムになる気がする。 今日は弊社の社名の由来とマインドフルネスについて記載してみました。 コーヒーを挽く時間コーヒーを挽くようになったのはKaritaのミルを古道具店で購入したながキッカケ。 ドリッパーやら、豆を保管するキャニスターを購入。 なんでも形から入ります。笑。 コーヒーを挽く時間、淹れる時間。飲む時間。 どうだろう、

この世を去るときに Vol.28

親は子供が産まれた時、幸せになって欲しいと願う。 でも、人生を振り返ってみた時、幸せだなぁと思う日ばかりじゃない。 そもそも、命には限りがあり、線香花火のように、いつかは消滅する。 そんなこと、当たり前に知っているけど、産まれて来る我が子の未来に幸せを願うもの。 親としては「限りある命、どう使っていくのか?」を子供に問い続けることも大事だけれど、親である自分がどう使って生きていたのか残すことはできるはず。 いつかやってくる、この世を去るときに何を残せるのだとうか? そんなこと

ビジョンで生きる大人はカッコいい Vol.25

ここ最近、公立の小中学校にて、職業講和を行っている。 私たちのビジネスは社会に貢献しているし、存在意義のある仕事。 だから、経営者としても社員の仕事を誇りに思っている。 大人になっても、ありたい姿(ビジョン)を掲げ、覚悟を決めて本気で仕事している。そんな大人がカッコいいよねって思わせたい。 そう、これを職業講和で伝えている。 ビジョンを描け難いのか「将来、なりたい仕事は?」と質問しても返答することに躊躇する素振りを見せる子供たち。 「ユーチューバー?エンジニアとか?先生と

オープンでフラットな組織 Vol.24

最近、つくづく思う。 それは「オープンでフラットな組織」って本当に良いという事。 考え方も結果に対する評価基準もオープンだし、ビジョンの下に集まった同士だからこそ、責任や役割の違いはあるものの、上司と部下というような縦の関係じゃなく、1人の人間として向き合い、互いに尊敬し合える部分を見い出す、ごく普通の人間関係。 そんなフラットさを組織にも求めている。 起業して21年目2001年8月に創業した私たち。 今年の夏、21周年を迎えます。 組織が21周年ということは、私個人も

「行動経済学」に学ぶ商品企画やサービスづくり Vol.23

先日の日経新聞の記事。 「売らない店舗」がビジネスとして成立する事は何となく認知していましたが、記事内に好きな「行動経済学」について触れている箇所があったので、自社の商品企画やサービスに置き換えて考えてみました。 売らない店舗最近、増えている「売らない店舗」。 以前、大学生だった娘と一緒に液晶タブレットを探しに新宿へ行った際、体験はできるけど、購入はネット申し込みという店舗がありました。 深く考えずに足を踏み入れたのですが、「行動経済学」を理解すると非常に興味深く、面白