猫を看取った
矯正の話ではないのですがどこかに記録を残しておきたくて、下書きもせずに書き始めてしまいました。乱文すみません。
8/31 20年間一緒にいた猫を看取りました。
正確には海外にいたため最後の瞬間に立ち会うことができませんでした。
夏休み旅行出発前、明らかにいつもと様子が違うことが気になっていました。
あんなに好きだった好物も食べないし水も飲まない。部屋の隅に隠れるようにじっとしているあの子を見て、直観的にもう会えない気がするなと思いました。
そんな予感を信じたくなくて、たくさん撫でて抱っこして出かけました。
8/30 家族からもう危篤状態だと連絡がありました。
予感が本当になってしまってすぐあの子の近くに駆けつけてあげられないのが悲しくてホテルでずっと泣きました。
夜中にラインをつないであの子と少しお話しました。
画面ごしに話しかけると目が合って、いつものようにかっこいいねいい子だねとたくさん声を掛けました。
その後、家族とあまりも辛そうなら私の帰りを待たずに眠らせてあげてほしいと伝えました。
私は安楽死賛成派です。むやみやたらと病気が発覚したらすぐというわけではなく、いよいよ打つ手もなく投薬もできず苦しむだけの時間が長引くなら解放してあげる方が良いのではないかと考えています。
実際、8/31に入り投薬や点滴をしても嘔吐を繰り返し、血の塊を吐くようになったと連絡がありました。そんなに苦しんでいるあの子を見ていられないと安楽死を決めて、家族が静かに見送りました。
私が家に着いたのはその後で、すっかりきれいにしてもらってベッドに横たわっている姿は寝ているようで、このままひょこっと起きないかなとずっと考えていました。
火葬が終わって、この年齢なのにしっかりお骨が残っていてしっかり生き抜いたんですね、とお声がけをもらって誇らしかったです。
あの子がいない家がとても寂しく、悲しいのですが、私が泣いたりしていると嫌そうにする子だったので家で泣いたりしないようにしています。
スピリチュアルに傾倒しているわけではないのですが、亡くなったペットは飼い主が悲しみすぎていると心配で成仏できず生まれ変われないとか、2~3ヵ月で生まれ変わってくるとか、自分に都合の良い説を信じています。
きっと生まれ変わってきてくれたらわかる自信があるので絶対戻ってきてねと毎晩話しかけています。
腎臓病を発症して7年。車に乗っただけで泡を吹いてしまうようなあの子が嫌いな通院も投薬も耐えて一緒に過ごしてくれた20年間が宝物です。
私の体に残っているひっかき傷跡でさえ消えてほしくなくてどうにかしようと考えているくらいです。
ペットを飼うということは遅かれ早かれこういった瞬間が訪れる運命で(なるべく遅い方が良いけど)、なんど経験しても全然慣れない、毎回死にそうなくらい悲しい。
でもこの悲しみを乗り越える力をくれるのもこの子達がくれた時間でもあります。
こんな悟ったような、わかったようなことを書いているのですが、これを書いているときも涙が出てくるし、まだ悲しくて写真もろくに眺められない。
変わりが欲しくて里親募集サイトをずーっと眺めている。
全てのペットちゃんが100万歳まで生きてほしい。
虹の橋で待ってなくていいから今すぐに毛皮を着替えて帰ってきてほしい。
子猫に生まれ変わるなら早くしないと私だって年齢的に最後まで面倒見れないかもしれないよ。
先に逝った子たちも併せてみんなで帰ってきてほしいな。
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