#007 商品コードを入力し、タッチパネル風にカートに入れる
海外製造業ホームページ活用事例を紹介するマガジン007、GRAINGERの事例です。マガジンはこちらから。フォロー嬉しいです♪
GRAINGERは工具や資材のグローバルサプライヤーです。こちらはオンラインショップです。膨大な商品があります。
GRAINGERの顧客は、リピートバイヤーが多いのでしょう。驚くべきは、トップページのシンプルさです。リピート注文しようと思って再アクセスした際に、トップページをシンプルに保つことは、表示スピードの観点から、ユーザーをイライラさせずに済みます。
(https://www.grainger.com/ より引用)
オンラインショップにありがちな、トップページからあらゆる商品を並べるということをしていません。
トップページの下半分に新商品や人気商品への入り口がある程度です。「誰をターゲットにするか」でホームページの作りを変える必要があることを痛感させられるページです。
今日注目したいのは、「Bulk Order Pad」です。Webサイト右上にあります。(モバイル版にはありません)。
リピートオーダー向けや、紙カタログから型番を入力してカートに入れる機能です。タップすると画面遷移なしで、非常にシンプルなウィンドウが表示されます。
商品コードを入力して、カートに入れてみます。
カートの画面も、画面遷移なしで表示されます。レコメンドも表示されます。
この画面で「ショッピングを続ける」を押すとウィンドウが閉じるだけで元の画面に戻りますから、ユーザーは画面遷移なしにカートに商品を入れ、カート内を確認できます。
考察
海外の有名サイトを見ていると、このようにページを切り替えずに操作させるWebサイトがとても主流だと分かります。これは、スマートフォンやタブレットが主流になった今、「タッチパネルのような操作感」ですね。このように、感覚的に操作できること、が、Webサイトでも求められているのでしょう。