【読書感想文】韓国発『主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら』の最終章でクソ泣いた
少し前、日本の首相が「経済!経済!経済!」と連呼していた。
いわく「経済は一丁目一番地」だそうだ。
でも、ほとんどの国民はもう気づいている。
彼らのいう「経済」がひどく狭い意味であることを。
例えば、私の母が介護施設で利用者を楽しませるために自宅で寝る間を惜しんでレクリエーションのアイディアを練るプロセスは、彼らの考える経済に含まれていない。
家族を看病したり、吐しゃ物や排泄物を掃除したりして、感情をフル稼働する労力は経済にきっと含まれていない。
少子高齢化