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【INSIDE-SPARKLE LEGAL】川島龍明 弁護士

 本インタビューシリーズは、スパークル法律事務所に所属する弁護士の「ありのままの姿」を紹介する企画となります。「真面目2割・遊び8割」というインタビュー方針のもと、各弁護士が普段何を考えているのか、どのようなキャラクターなのか、そして事務所の雰囲気をお伝えします。

 今回登場するのは、川島龍明弁護士です。川島弁護士は、大学卒業後、神奈川県庁での職務に従事する傍ら司法試験予備試験・司法試験に合格し、都内法律事務所で勤務した後、2024年8月にスパークル法律事務所に入所しました。


弁護士になるまで

Q1:いつ頃から弁護士を志しましたか?どのような学生でしたか?

 司法試験に向けて法律の勉強を本格的に始めたのは、大学卒業後、神奈川県庁に就職した後になります。

 学生時代は、中学・高校で野球をしており、ポジションは主に外野手でした。打つのは得意でしたが、それ以外は普通の選手でした(笑)大学でもサークルで野球を続けていましたが、最近はあまりできていないので、草野球チームに入りたいと思っています。私自身は、小さい頃から、納得して物事を進めたい性格で、母や学校の先生に「なんで?なんで?」とよく論理や理由を質問して困らせていたようです。

 大学時代には、自分の住んでいる地域をよくするとか、周囲の人が住みやすくなる仕組み作りに興味を持ちました。そのため、就職活動の時期になって進路を決めるにあたり、地方自治体で働きたいと考え、神奈川県庁で働くことになりました。

神宮球場での野球観戦時の花火

Q2:神奈川県庁で働かれた後、なぜ、弁護士を目指したのでしょうか?

 法律の勉強を本格的に始めたのは、公務員時代の直属の上司の影響が大きいかもしれません。非常に勉強熱心な税務行政のプロフェッショナルのような方で、周りから信頼されている姿を見て、自分も強みを持ちたいと思うようになりました。

 勉強を始めた当初は、資格を取得しても公務員を続けることも考えていたのですが、先ほど述べた納得して物事を進めたい性格も、専門職に向いていると思い、弁護士を目指すに至りました。

Q3:司法試験の受験勉強に当たって苦労された点や工夫した点はありますか?

 一番の苦労は、やはり時間が足りなかったことです。働きながらの受験勉強であったため、周りの司法試験受験生よりも勉強時間が少なかったので、効率的に勉強する必要がありました。

 そのため、司法試験の論証暗記を多かれ少なかれすると思うのですが、論証を丸ごと暗記するのではなくて、論証の背後にある論理や理由を理解することに注力していました。ポイントに絞ったまとめノートを作成することで、参考書等を持ち歩かなくて済むようになって電車の中など通勤時間を活用できたので便利だったと思います。

弁護士になった後・これから

Q4:今後、企業法務において伸ばしていきたい分野・得意分野はありますか?

 スパークル法律事務所の強みでもあるジェネラル・コーポレートを中心に企業法務の幅広い分野を経験し、横断的なアドバイスをクライアントの皆様に提供していきたいと考えております。

 また、東京弁護士会の独占禁止法部に所属しており、独占禁止法等、経済法の分野についても日々研鑽を深めています。独占禁止法の領域は、公正で自由な競争を目指す公正取引委員会と企業側のビジネスとしての利益の追求や業界の状況が対峙する中で、関係者の葛藤や人間味が特に見える領域だと考えており、昔から大変興味・関心がありました。東京弁護士会の独占禁止法部には、自分でコンタクトをとって勉強会等の活動に参加させていただくことになりました。最新の議論についても学ばせていただくことができ、大変刺激を受ける活動ですので、今後も積極的に参加をさせていただきたいと考えています。

Q5:弁護士として挑戦したいことはありますか?

 大きな目標としては、弁護士として地方の企業のビジネスを支援し、日本の地域を元気にしたいという思いがあります。私自身、生まれは、九州の福岡・長崎なこともあり、人口減少や税収減の中で地域が廃れていくのは嫌だと思っています。

 地方の元気がなくなりつつあるとはいっても、若い人が行政の補助金等を活用しながら、新しい事業を進めている例が多くあります。このような企業を支えるには、弁護士として特定の分野のみ得意ですというのではなく、資金調達から、株主総会等のコーポレートガバナンス、上場したい場合のサポート等、広い意味での企業法務を支える総合力が必要であると考えております。私は、プラスアルファで、地方自治体の動きが分かり、折衝も担うことができますので、このような地方公務員としての経験をクライアントのビジネス支援に役立てたいと思います。

Q6:スパークル法律事務所に入ってみての感想はどうですか?

 まだ事務所の全てを分かっているわけではないのですが、確実に言えるのは、弁護士同士、弁護士と事務局の距離が近くて、仕事のコミュニケーションをとりやすい点は大きな特徴だと思います。

 また、個人的には設備の充実度も大事だと思っています。スパークル法律事務所の会議室から皇居への眺めはよくて、起案に疲れたときは、景色を見て、頭をリフレッシュするようにしています。

国会議事堂も見える事務所からの眺め

素顔

Q7:プライベートの時間はどう過ごしているのですか?

 プライベートでは、特にスポーツ観戦が好きで、野球とサッカーが好きです。野球は、最初に述べたように野球部だったこともあって好きで、どこか特定のチームを応援しているというより、全球団の試合結果をチェックしますし、監督の采配がどうだったとか、面白い箇所を見つけて楽しんでいます。

 友人と辛い料理を食べに行くのもプライベートでの息抜きの一つです。蒙古タンメン中本は、月替わりで店舗ごと店舗ごとの限定メニューが提供されており、休日には、よく友人と目当ての限定メニューを食べに遠征しています。(了)

蒙古タンメン中本の限定メニュー