SNSの使い分けや意識しているポイントは!?会社員兼イラストレーター・アサイヒナタさんにインタビュー!【後編】
こんにちは!若年層研究ユニットSpark! (以下、Spark!)のなったんです。普段はディレクター兼プランナーとして、SNSを中心としたブランディング支援・コンサルティングなどを行っています。
Spark! では、若年層研究の一環としてSNSを中心に活躍中の人気クリエイターやインフルエンサーへインタビューを行っています✨
活動の想いやご自身のSNSの使い方などを知ることで、次世代の若者カルチャーのヒントを探っていく「ネクストスターインタビュー」という企画。
今回の記事は、会社員をしながらイラストレーターとしても活躍中のアサイヒナタさんのインタビュー後編です。
前編では、アイディアや世界観づくりなどクリエイターとしての活動のお話をピックアップしましたが、後編では消費者としてのこだわり等を聞いてみました!(前編はこちら)
それでは早速、見ていきましょう!
▲アサイヒナタさんのInstagramアカウント
■SNSでモノを買うときの決め手は?
――最近SNSで購入したものはありますか?その決め手も教えていただきたいです!
アサイさん)Instagramで紹介されていた、可愛いマスクを購入しました。日用品はSNSで買うことが多いです。一方で、雑貨類はSNSだけでは判断できないので、実物をきちんと見てから購入しています。
飲食店は、Instagram経由で保存して気になった場所に行くことが多いです。ファッション関連はリサイクルショップで買うことが多いので、ネットで買うことはあまりありません。コスメはInstagramで保存はしますが、買うのは大体実店舗。SNSは前に目星をつけておく役割です。
ファッションやコスメに関しては、ときめいたら買うことが多く、本当に欲しいと思ったものであれば見返して買うことが多いかもしれません!
――最終的には、モノのデザインが決め手になる形ですか?
アサイさん)そうですね、実用性重視というよりは、デザインを見て買うことが多いです。「家に置いていたら可愛いかも」と想像できたら買っちゃいます。また、ピンクやオレンジなどの暖色系が好きで、その中にブルーや緑などの差し色が入っているなど色へのこだわりはありますね。
■SNSをどのように使い分けている?
――たしかに、アサイさんといえば暖色系のイメージがあります!ちなみに、SNSを見る時、商材や用途で使い分けていますか?
アサイさん)まず、基本的に使っているSNSがInstagram、Twitter、TikTokです。
世界観重視で好きなのがInstagramで、開くと好きなビジュアルであふれかえっているところが好きです。発見タブを見ていると、自分のことを分かってくれているなと感心しちゃいます(笑)
Twitterは、バズっているツイートをよくチェックします。居酒屋などもTwitterから情報を仕入れることがありますが、ビジュアルでかわいいものを見つけるというよりは、リアルタイム情報を流し見することが多いですね。TikTokも同様で、基本的に調べ物はInstagramを使っています。
――Instagramをメインで使用しているのですね。自分がコンテンツを出す時は、ターゲットによってSNSの使い分けを意識していますか?もしあれば、気を付けているポイントも教えていただきたいです。
アサイさん)Twitterは、お好み焼きのアカウントしか運用していないのですが、ユーザーがぱっと分かるよう、書き出しをシンプルにするなどの意識をしています。
Instagramは、最近より写真が重要視されてきている気がしていて、投稿文は長すぎても読み込まないだろうと考えているので、文章量を押さえるようにしています。
――プラットフォームの属性をきちんと意識しているのですね。今後力を入れていきたいことはありますか?
アサイさん)お好み焼きについて、もっと動画で発信していきたいと思っています!お好み焼き界には自分よりももっと凄い人がいて、本場である広島のお店を網羅している人までいるんです。私は差別化してお好み焼きの情報を教えるというよりは、お好み焼きのどこをフェチに感じるのかをTikTokなどで発信していけると良いなと思っています。
▲アサイさんのお好み焼き専用TikTokアカウント
――確かに、お店の情報をあげているユーザーは多いですが、ファッションなどと絡めてお好み焼き情報を発信している人は見たことがないです…!
ここからは、モノを購入する際の思考について深堀りさせていただこうと思います。アサイさんは、基本的にどこで情報を仕入れることが多いですか?
アサイさん)さまざまなジャンルの人をフォローするようにしています。ファッションが素敵な人、お好み焼き好きの人、コスメのレビューサイトなど…。また、好みの似ている友人のファッションは参考にしていますね。
■コロナ禍での生活の変化について
――ありがとうございます!現在、コロナ禍での生活が当たり前になりつつありますが、何か変化はありましたか?
アサイさん)コロナが流行始めた最初の頃は、何か新しいことを始めたいと思い、手縫いでぬいぐるみをつくったりしていました。
▲アサイさんが当時制作したぬいぐるみ(ふもちゃん)
自分の描いたものをぬいぐるみという形で立体にしてみると愛着が湧いてしまい、川に流したりして遊んでいました(笑)
▲ふもちゃん専用TikTokアカウントも💗
また、一番大きかった変化は、Instagramストーリーズの「親しい友達」がコロナ禍で100人から10人に減ったことです(笑)外出自粛がかかると、本当に仲の良い子としか会わなくなりましたね…。会える期間・時間が限られているので、会いたい人が自然に絞られてくると思います。濃い友達じゃないと近況を知られたくないという心情変化もありました。一方で、SNSにかける時間は増えました。家にいるとつい見てしまいますね(笑)
■最後に
会社員として会社に勤めつつ、イラストレーターとしても活躍中のアサイさん。フリーマガジンへ自ら営業したり、人と違うSNSの世界観を確立したりなど、チャレンジングな行動力に感心でした。また、「お好み焼きクリエイター」と名乗ってほしいくらい、大のお好み焼き好きという新しい一面も。お好み焼きやさんの紹介だけに留まらず、ファッションにもお好み焼きを取り入れる熱量っぷりが最高でしたね!
お好み焼きに関連するお仕事依頼がある方は、ぜひアサイヒナタさんのDMまでお問い合わせください!(笑)
弊社トライバルメディアハウスでは、ソーシャルメディアマーケティング、ファンマーケティング(熱狂ブランドマーケティング)、プロモーション・PRなど随時お仕事のお問い合わせを受け付けています🙋お気軽にご相談ください。
アサイさん、この度はありがとうございました!
写真提供:アサイヒナタさま
インタビュアー:升屋奈々、舩山なつみ(byトライバルメディアハウス)
※本インタビューは2022年8月4日時点の内容です。
アサイヒナタさんの前編記事を読む→♥