60代がSNS発信で世代を超えて共感を得るために大切なことを考えてみた!
20代がビジネスで結果を出すなら、発信に使うべきツールはFacebook一択で、その次も、さらにその次もない。
キングコングの西野さんがvoicyで話されていた内容なのだが、その理由に頷ける。
FacebookはSNSのなかでは圧倒的に中高年の利用が多く、若い世代の利用は少ない。若い世代からすればオワコンに感じているだろう。
確かに、若者にとってはそうかもしれないが、そこに集う自分よりも上の世代にとっては決してオワコンではないのでリアルに情報がうごめいている。その場所で共感を得られれば、その世代の発信者としてFacebook上では一人勝ちできるという論理なのだ。
Facebookユーザーの中高年からしたら、若い世代の存在は自分達とは違った価値観を持っている。中高年からしてもそういった人間と絡むチャンスである。自ら、XやInstagramにおもむき、絡むことはなくても、自らのテリトリーに飛び込んできたなら、興味を示す人も一定数いるはずだ。
しかも、Facebookユーザーの中にはビジネスで成功している者や、影響力を持つ者は社会構造上多いのは明らかだからである。結果、他のプラットホームに比べてそういった人と繋がる可能性は高い。
同世代が集まり、群れるプラットフォームで頭角を表すには競争が激しいが、Facebookでは同年齢のライバルが少ない。
そこで真摯な発信を行えば、その投稿は中高年にとっては、いつか来た道を歩む人、あるいは、新鮮な感覚持った人として際立つ。つまり、視点を変えればブルーオーシャンなのだ。
では、逆に中高年が若い世代がユーザーとして多いプラットフォームで共感を得ることはできるだろうかを考えてみる。
その答えはおなじ、年齢を超えた共感を得ることができるかどうかがポイントとなる。
盛りすぎた武勇伝や大袈裟な失敗談ではなく、自分が体験してきた話を当時の目線で等身大で語るほうが共感を得やすい。
自分の体験を今の自分の感情で語ると話はデフォルメされてしまう。当時の感情で語ることができれば、年齢のギャップは飛び越えることができる。
共感できる体験のある人が、その後どうしたのかは彼らの興味の対象となる。
昔の自分に向かって話しかけるように話す話は伝わりやすいというのは、一度はきいたことがあるだろう。自分の経験を自分に向かって話す場合、そこに高揚や反省はあっても、誰かに対して話すときにやりがちな、説教くさくなることも、マウントを取ることもないからだろう。
どんなSNSであっても、伝えるためのキーワードは共感である。そのためには、同じ視線であることが前提条件であり、それがあれば世代の壁はなくなる!
代表的なSNSと中高齢者の使われかた
この記事をお読みなってくださっているあなたはすでにいくつかのプラットフォームを使われていると思う。
ここで、代表的な4つのプラットフォームと、そこで中高年世代がどのような使い方をしているのかをおさらいしておきたい。
X(旧Twitter)
基本は、短いテキスト(ポスト)に基づく情報共有が中心。リアルタイム性が高く、トレンドやニュースに対する反応が速い。
利用者の傾向:幅広い年代が使用しているが、特に20代から30代にかけての利用者が活発。情報収集や意見交換に使う人が多い。
中高年の使われ方:ニュースや健康、趣味の情報収集に利用する人が多い。地域コミュニティや興味のある趣味のグループをフォローすることで、同じ趣向の人々と繋がることができる。
ユーザーは個人のプロフィールを通じて友人や家族とつながり、写真や動画、長文のポストを共有する。
利用者の傾向: 若年層の利用は減少傾向にあり、年齢層は比較的高め。プライベートなつながりを重視するユーザーが多い。
中高年の使われ方: 家族や旧友とのコミュニケーションツールとして利用し、イベントの写真や家族の近況報告などを共有する。また、同年代のコミュニティグループに参加して情報交換する人も多い。
画像や短い動画の投稿が中心。ビジュアルに強く、若年層を中心に流行のスタイルやライフスタイルが共有される。
利用者の傾向: 10代から30代までの利用が多い。ファッション、アート、旅行などのビジュアルコンテンツの共有に使われる。
中高年の使われ方: 子供、孫の成長の記録、旅行の写真、趣味の作品など個人の趣味や生活を映し出すビジュアル日記として活用する。また、同じ趣味を持つユーザーとの交流の場としても適している
note
ブログのような形式で、テキストや写真などを使って情報を深く掘り下げて発信することができるプラットフォーム。
利用者の傾向: 年齢の幅は広く創作活動や専門知識を持つユーザーが多く、深い情報交換を求める層に支持されている。
中高年の使われ方: 専門知識や人生経験を生かした記事を書くことで、知見を共有し、同じ興味を持つ人々と繋がることができる。また、趣味や旅行記などの個人的な体験を綴る日記としても使える。
まとめ
どのプラットフォームであっても共感を得れば世代の違いを気にすることはない。自分の発信目的にあわせて臆することなく挑戦しよう。
普遍的なテーマを扱いつつ、等身大の自分らしい投稿を心がける。
ポイントは、相手の視点に立つこと。話を
デフォルメしない、真摯な投稿を意識することだろう。
僕は、noteで記事を書き、その中からいくつかの内容を要約してXに投稿します。ちなみにnoteを台本に今回は紹介しませんが、スタエフという音信配信プラットフォームに録音をした内容を配信しております。
60代、お互いにSNS頑張りましょう!