有名無実化する隔離制度
9月に入って、朝晩と昼の気温の違いが激しく、体調管理が難しい季節です。
少し倦怠感があっても、ドキドキします。
もしかして・・・・
陽性だと怖いなという今までの感覚から、陽性だと面倒だな!そう意識が変わってきている人も多いと思います。
感染者及び濃厚接触者の隔離基準が9月8日から改定されました。
陽性の方は、症状発症から7日間、無症状の方も検体採集の翌日から7日間と、これまでの10日間から改善されました。
濃厚接触者の場合は、発症者との接触から5日間ですが、同居家族の場合は、発症した家族の療養期間が終了してから5日間となります。
同居していて、陽性で症状がなく、しかも発症者が解放されても、隔離されるのは少しおかしいですよね。
でも、正直にいえば休める人は恵まれていると思います。
世の中には、7日間も休むことの方が命取りとなる人が多くいるからです。
僕のいる業界で言えば、家族経営の銭湯はまさにその一つですし、旅館や飲食店も、家族の誰かがコロナになれば、即営業停止となります。
家族経営でなくとも、ギリギリの人員で商売を回している経営者はごまんといます。
かくして、季節の変わり目に体調を崩しても、気候のせいとばかりに頑張ってしまう、そういう人は多いのではないでしょうか。
顔色悪いぞ、コロナとちゃうか?今日は早く家に帰ってゆっくり休め、熱が下がったら明日からガンバろうや・・・!
判断に苦しむところですが、そろそろそんな対応のできるようにならないかなと思います。